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2018/6/5 (Tue) 年金フル世代のクルマを考える <7>
前回に引き続き国産Bセグメントスポーツハッチの5車種を一気に比較してみる。
先ずはエクステリアを比較すると、どれも似たようなデザインで特にスタイルが良いとか悪いとかいうモノは無い。このクラスは海外でも販売するであろうからグローバル基準に合せているのだろうか? まあ好みで好きなのを選んでも問題無さそうだ。
年金フル世代が乗ると言う事は実用性が求められ、その中でもリアラゲージスペースは重要だろう。とはいえBセグメントに広大なスペースを求めるのは間違いであるが、いやいや、今回の5車種は全てハッチバックだからリアゲートが付いていて、セダンに比べれば圧倒的に高さ方向のスペースに勝っている。更にどの車もリアシートを前倒しすれば更に広いスペースとなるから侮れない。
では各車のスペースの違いはといえば、ハッキリ言ってそれ程大きく変わらないが、強いて言えばタイヤハウスの出っ張りではノートとスイフトがちょいと分が悪いようにも見える。
そのスイフトを同社の軽自動車であるアルトと比較して見ると、まあ軽自動車は全幅が1,475㎜ という制約があり、スイフトの 1,735㎜ に比べて 260㎜も幅が狭いのだから内寸だって狭くて当然だが、しかしその割にはアルトの内幅は決して狭く無い。その理由を考えればスイフトに限らずBセグメント車はサイドボディの厚みがあることが判る。対するアルトは悲しいくらいに薄く、ここに側突されたらリアパッセンジャーはどうなっちまうのだろうか? という不安を感じでしまう。
次回も引き続きBセグハッチ5車を比較して見る。
話は変わって、このところのマスコミは日大アメフト問題を延々と続けているが、まああの監督もコートも、いや日大の理事も全てが怪しい輩だという事もバレてしまったが、学長よりアメフトの監督の方が地位が上!という有り得ない組織体制など、あの事件がなければ一般人は誰も判らなかった事だ。
それにしても最近のスポーツ界はどうなっちまったんだ! という感じで、日大の前は女子レスリングで、そのまた前は大相撲と全てスポーツマンシップとは縁遠い連中が仕切っていたのがバレてしまった。そして今度はバドミントンでもトンデモコーチの事件が発覚したところだ。しかも今度のは恐喝という問答無用の犯罪行為だから救いようも無い。これだけ公になるという事は、その影に隠れて公表されていない不祥事何て山程あると考えるのが普通だろう。「ゴキブリ一匹見たら百匹はいると思え」というのと同じだね。
でもまあスポーツ界も酷いもんだが、もっと最悪なのは今の政治であり、日本は世界でも最悪の政権に支配されるまで落ちぶれてしまった。まあ、これも世界が大きく変わる過渡期の出来事と思って様子を見るより仕方が無いのだろうか。
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2018/6/3 (Sun) 年金フル世代のクルマを考える <6>
今回は国産普通車としては事実上ミニマムサイズとも言えるBセグメント車について比較する。このクラスは結構充実していて、主要メーカーがそれなりの車種を用意しているし、そのグレード展開の中に其々スポーツタイプと言える車種がラインナップされている。
すなわち車名としてはトヨタ ヴィッツ、日産 ノート、ホンダ フィット、マツダ デミオ、スズキ スイフトであり、そのグレードは Vitz GR Sport、Note NISMO S、Fit RS、Demio XD Touring、Swift Sport となる。実はこの5車種は既に 2018年1月26日の日記で、Swift Sport のライバルは? <2> という題名でスペック一覧表と各車の簡単な説明を行っている。
⇒ Swift Sport のライバルは? <2> (2018年1月26日日記)
なお上記5車種の試乗記としては多少グレード違いのものもあるが以下を参照願いたい。
⇒ TOYOTA Vitz GR SPORT ”GR" 簡易試乗記 (2017年11月)
⇒ NISSAN NOTE e-POWER NISMO 試乗記 (2017年10月)
⇒ HONDA FIT 13G & HYBRID 簡易試乗記 (2013年10月)
⇒ MAZDA DEMIO XD 6MT 簡易試乗記 (2014年11月)
⇒ Suzuki Swift Sport 試乗記 (2018年1月)
次回はこの5車種の内外装を写真で比較して見る。
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2018/6/2 (Sat) 年金フル世代のクルマを考える <5>
年金フル世代がクルマを買い代える時という想定で前回は軽自動車を取り上げたが、やはり軽自動車には抵抗があるのも否めない。となると普通車で一番小さいクラスは国際的に見ればAセグメントという事になるが、日本の場合は軽自動車がこの分野をカバーしているから逆に国産Aセグメントはほぼ存在していない。まあ、その中で強いて言えばトヨタ パッソがあるが、実はこのクルマはダイハツからの OEM 供給であり、ダイハツではブーンという名前で自らも販売している。
しかしこのパッソ、先代の超出来悪からは大分改良されたがそれでもマダマダで、とてもではないが薦められない。なおこのクルマはチョイ乗り結果を下記の簡易試乗記に纏めてある。
⇒ TOYOTA PASSO 簡易試乗記 (2016年4月)
しかも価格は上記の試乗車では上級の MODA “G package” というモデルであった為に、165.8万円というものだった。これは5月8日の日記でも登場したVW move up! 3ドアの 159.9万円よりも 6万円程高いという事になってしまう。因みにパッソの価格帯はベースモデルの X ならば 115万円だが、まあこのモデルは営業車などに使うものであり、マトモな装備を備えたモノなら X Lパッケージの125.3万円辺りだろうか。確かに安い事は安いが‥‥。
実は上記のパッソ簡易試乗記では up! との比較を特別編で行うという予告をしており、その前段階として日記で両車を写真で比較している。
⇒ Toyota Passo (2016年4月25日日記)
その簡易試乗記でこの2車の比較を別途特別編で行うと宣言しているが、何を隠そう未だ完成していない。まあ、比較写真があれば敢えて試乗記としないでも目的は達成される‥‥という事もあって保留となっている。えっ、それって面倒になってバックレたんじゃねぇか、って? いっ、いや、そんな事は‥‥。
となるとやはり次回は国産Bセグメントに焦点を合わす事にする。実はこのセグメントは結構充実していて、各車それなりにクルマ好きが喜びそうなグレードが用意されている。
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