B_Otaku のクルマ日記


5月11~15日←  [2019年5月6~10日]  →5月1~5日


---------------------------------------------------------------------

2019/5/9 (Thu)  Hyundai Nexo (2019)

ヒュンダイ Nexo (ネクソ) は SUV タイプの燃料電池車 (FCV) だ。ヒュンダイは日本での販売に再挑戦するそうで、今年の東京モーターショーには本格的なブースで出展するとの事だ。ヒュンダイの日本再上陸については姉妹ブログ韓国ヒュンダイ自動車が日本再進出?を参照されたし。

そしてヒュンダイの日本攻略の目論見は世界初!の FCV 方式の SUV だそうで、それが今回の Nexo という事になる。ええ~っ、世界で一番 FCV の進んでる日本メーカーの母国で韓国が FCV を売るってぇ~、何寝ぼけてるんだ! 何て言いたい気持ちは判るが、まあ押さえて、押さえて‥‥。

先ずは冷静にその寝糞、じゃあなかった、ネグソ、でもない、え~と、そうそうネクソの写真を見てみよう。

先ずはフロントグリルの実に立派で如何にもキムチ国の雰囲気がムンムンと臭って匂ってくるそのフロントデザイン。そしてフェンダーはマッチョに膨らんで、力強さを強調している。折角だからボンネット先端には以前ヒュンダイの高級車でやっていたようにオーナメントをおっ立てたらどうだろうか。ロールスロイスのスピリット・オブ・エクスタシーに対抗して “従軍慰安婦像” なんか良いだろう。

ルーフラインは勿論クーペスタイル、かと思ったらそうでも無い。大きいリアークォータウィンドウにより後方サイドの視界も確保しているという安全性も素晴らしい‥‥と言いたいが、その為にDピーラーは細すぎてアンバランスだし、剛性だって‥‥まあ良いか。

またボディーの下端に一回りしているダサい力強いクロームの装飾類のセンスもすんばらしい。

ダッシュボードは最先端の FCV だから未来志向で、流石は IT 先進国の韓国製だけある。何しろ世界で最も進んでいる畳むと壊れる折りたたみスマホの国だけあって、このクルマもどんなギミックがあるか楽しみだ。

ディスプレイだってお得意のハイテク表示だ。えっ、こんなのとっくにトヨタがやってるって? あっ、いっ、いや、これはもっと次元が高いもので‥‥むにゃ、むにゃ‥‥。

ボンネットカバーを開けるとそこには "HYDROGEN" と書かれたカバーのついた水素爆弾のユニットが見える。この大きさならばパワー抜群、スマホとは比較にならないくらいの爆発力がありそうだ。

しかし、まあ、これで日本市場を奪還するとか? おっと、日本では FCV に補助金を出していた筈で、まさかこれにも補助金出すとか考えてるんじゃないだろうなぁ。

さて、もう少し詳しく知りたい場合は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/hyundai/2019-nexo/

 






---------------------------------------------------------------------

2019/5/8 (Wed)  BMW X7 (2019)

BMW にはFセグメントの SUV は存在しなかったが、ライバルのメルセデスベンツが GLS をラインナップしている事もあり、遅ればせながら今回 X7 が発表された。

スタイルは BMW と直ぐわかるモノだが、写真で見ても迫力がちがう。取り分けキドニーグリルの存在感が大きく、最近は大きめのグリルを付けている BMW だが、それでも X7 の迫力はすごいモノがある。

アウターサイズは全長 5,151 x 全幅 2,000 x 全高 1,805㎜ 、ホイールベース 3,105㎜ という堂々としたもので、一般家庭では置き場に困りそうだ。尤も一般家庭でこのクルマは買わないだろうが‥‥。

インテリアは勿論最新の BMW のセオリーに従っているが、内装材の高級感はこんな写真でさえも伝わって来る。

シートだって当然ながら金の掛け方が違うぞ、という感じだ。まあ7シリーズを基本としているだろうから当然だが。

リアシートもタップリとしているし単独で前後も出来るようだ。SUV とはいえ政財界人が未開地への視察等で使うショーファードリブン用途も考えられるから、背の高い最高級サルーンという感じだ。

エンジンはガソリン V8 の xDrive50i 、同直6 の xDrive30i 、そしてディーゼルは 6気筒の xDrive30d および M50d がラインナップされる。

世界的な SUV ブームは遂にショーファードリブンのフルサイズクラスにまで展開され始めた。こうなると SUV は一過性のブームでは無く、クルマの一分野として既に充分にメジャーな存在となっている事になる。逆に言えば益々セダンの割合は少なくなりつつあるだろう。

なお何時ものように詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/bmw/2019-x7/

 




---------------------------------------------------------------------

2019/5/7 (Tue)  輸入車の販売推移<3>

前回に引き続き今回はEセグメントについての販売台数推移を纏めてみる。

このクラスは本来、メルセデスベンツEクラスの独断上だったが、それが5シリーズに迫られるまでになったのはフルエレキのブレーシステムである SBC の大失態が原因となっているのは多くの読者が知る内容だと思う。

その大失態を演じた W211 が登場したのは 2002年で先進的な電子制御の SBC (Seneotronic Brake Control) システムを採用するなど発売当時は話題となったが、その SBC は緊急モードに陥る事態が度々発性するなどの問題が発生し、日本でも2005年にリコールとなった。電子式に係わらすブレーキの緊急時の規定では一般ドライバーからすると殆どブレーキが効かないと感じるくらいで、必死で力一杯踏んでも雪道程度の減速度しか出ないし、非力な女性では殆ど止まれないという状況になる。

W211 は 2006年のマイナーチェンジで SBC を廃止し通常のブレーキシステムに変更したが、この時点で SBC の敗北を認めた事になった。この頃日本向けとして当時としては乗用車用では絶滅していたディーゼルエンジン搭載車も発売した。これについては下記試乗記にて
  ⇒ メルセデスベンツ E300 ステーションワゴン & E320CDI 試乗記 (2006年9月)

SBC の失態により日本でもEクラスの売り上げは激減したが、それに対して逆に売り上げを伸ばしたのが BMW 5シリーズであり、今まではEクラスの約半数の販売台数だったものが、これを機に2005年にはほぼ同数まで並び、その後も2008年まではこの状況が続いていた。BMW にとってラッキーだったのは W211 のトラブルが指摘された頃に5シリーズが E60 に FMC した事で、このモデルは一気に BMW が勝負に出て、先代の E39 とは全く次元の異なる先進的なクルマに進化した事もある。

しかし上のグラフを見るとEクラスと共に仲良く毎年台数を減らしている。そこで5シリーズは2005年にエンジンを一新している。このモデルは下記の試乗記がある。
  ⇒ BMW 525i Highline 試乗記 (2008年11月)

W211 ではメルセデスが 100年掛って築いた絶大なる信頼をあっと言う間に失ってしまったが、それでも日本でのEクラスは何とか5シリーズと同等の売上を保っていた。そして挽回策として2009年に FMC されて W212 へと進化した。W212 は W211 までのコストダウン路線も修正し、以前の「最善か無か」とは言わないまでも、少なくともメルセデスらしい質感を取り戻してはいた。W212 は当時個人的にも大いなる感心を持っていた為に試乗記も3モデルで実施していた。
  ⇒ Mercedes Benz E250 CGI BlueEFFICIENTCY 試乗記 (2009年12月)
  ⇒ Mercedes Benz E300 AVANTGARDE 試乗記 (2009年9月)
  ⇒ Mercedes Benz E350 BlueTEC Wagon 試乗記 (2010年10月)

そして5シリーズも同時期に F10 へと FMC されたが、当初はエンジンを旧モデルを改良して載せていた。ところがこれが実に出来が良く取り分け6気筒 NA 2.5L の 523i の充分な動力性能と買い得な価格 (当時610万円) は魅力的だった。
  ⇒ BMW 523i 試乗記 (2010年9月)

しかし1年後には 523i は4気筒 2.0L ターボとなってしまった。まあ流石 BMW だけあって4気筒とは思えない程にスムースではあるが、やはり6気筒のシルキーシックスのような訳には行かず、良き時代の BMW は失われてしまった。
  ⇒ BMW 523i High Line Package (2.0L Turbo) 試乗記 (2011年12月)

さてEクラスと5シリーズの戦いは W212 では販売の減少をマイナーチェンジで補ったが、F10 は 2005年には上位20位から完全に脱落してしまった。そして両車の戦いは新型車の時代へと突入する。E クラスは 2016年に W213 へと FMC されたが、これはCクラス等と同じように最近のメルセデスらしくそのスポーティーが外観が大いに受けて、一気に販売台数を伸ばして言った。
  ⇒ Mercedes-Benz (W213) E200 試乗記 (2016年8月)
  ⇒ Mercedes-Benz (W213) E220d 試乗記 (2017年4月)

Eクラスにやや遅れて5シリーズも新型 G30 へと FMC された。これにより販売台数は前年のベスト20圏外から一気に上昇したが、Eクラスには及ばなかった。
  ⇒ BMW 523i 試乗記 (2018年2月)
  ⇒ BMW 523d 試乗記 (2017年3月)

このように元来このカテゴリーはEクラスの独壇場でり、一時期5シリーズが追いついたのは言ってみれば相手のオウンゴールであり、結局その後は結構な差を付けられながら現在に至っている。Eクラスの販売推移をみれば新型が発売された直後に大きなピークが見られるが、要するに固定客がモデルチェンジの度に買い換えていると言う事で、これらのユーザーが5シリーズに移行するのは難しいだろう。

まあ BMW としてはこのクラスは諦めてDセグメントで勝負、といっても最近ではCクラスもに大きく水を開けられてしまっている。これはチョイとマズイでしょう。

 




---------------------------------------------------------------------

2019/5/6 (Mon)  輸入車の販売推移<2>

4月26日の日記で輸入車の販売推移としてDセグメント輸入車の過去15年分の販売推移をグラフに纏めたが、結果は何と FMC の度にメルセデスベンツCクラスが伸びていて、2018年では3シリーズの倍以上の販売台数があるという事態になっていた。

そこで今回はその続編としてCセグメントクラス、具体的には1シリーズとAクラスを調べてみた。なおこのクラスではアウディ A3 が以前から良い勝負をしていたので、これも含める事にした。

結果は2018では3車三つ巴の良い勝負をしていたが、それまでの変遷は各社様々だ。

メルセデスベンツ Aクラスは既に 1997年に初代モデル (W168) を発売しているが、メディアの行った障害物回避テストで転倒の危険が発覚し、同社始まって以来の大失態となった。そして2004年に FMC されて2代目となり、日本では2005年に発売された。グラフを見るとこの年は一気に販売台数が増えているが、直ぐにまた下降を辿っている。実はこのモデルまでのAクラスはBセグメントであり、写真右下のようにとてもメルセデスとは言えないようなスタイルだった。

しかも駆動方式は FWD であり、当時友人の奥さんが買い物用に買ったクルマに試乗したら、何とまあ出来の悪い事! これなら国産の安物の方が余程マシというものだったから、ヤナセのお得意さん達はセカンドカーとして飛びついた後はマルで売れなかったのも判る。実はその友人も激安で買ったらしい。

対する1シリーズは2004年に BMW 初のCセグメントハッチバックとして発売され、グラフを見ると発売の翌年にはAクラスと同等の売上でその後は徐々に下降はしたが、Aクラスのような落ち込みは無かった。写真を見ると判るがこれも決してスタイルが良いとは言えないし、勿論 BMWらしさは乏しいが、このクラスでは珍しい RWD 方式によるコーナーリング特性の良さなどもあり、其れなりの評価を受けていた。しかもこの小さなボディーに6気筒 3.0L を搭載した 130i はホットハッチとしてマニアには人気があった。
  ⇒ BMW 130i 試乗記 (2005年12月)

1シリーズは 2011年に FMC の実施により F20 へと進化した。先代の安っぽさを一新した事で一気に売り上げを伸ばしたが、後述するメルセデス W179 が全く違うクルマに進化した事で 2013~2014年では逆転されてしまった。

そのメルセデスベンツ Aクラスは 2012年に FMC を実施して W169 から W179 となったが、このモデルは開発コードでも判るように先代とはカテゴリーが異なり、C セグメントとなった事でエクステリアを見てもマルで違うクルマとなった。その為に一時的には1シリーズと逆転し、その後も熾烈な販売競争を行っている。

ドイツ御三家の一つであるアウディは、日本では2社に全く歯が立たない状態だが、唯一健闘しているのが A3 で、特に FMC された 8P は日本では 2004年から販売されたが、これにはスポーツバックというステーションワゴンに近いデザインにより、ハッチバックのライバルに対して格上感がある事からアウディとしては唯一ライバル2社に近い売り上げ達成している。そして 2013年には FMC された 8V によって売上を伸ばし、一時的にはこのカテゴリ―でトップの売り上げを記録し、その後も対等の勝負をしている。

  ⇒ AUDI A3 Sportback 1.8TFSI & 2.0TFSI 試乗記 (2007年6月)

冒頭でも述べたが 2018年は3車ともほぼ同一の販売を達成により大変な激戦となっているが、実は今年の始めに A クラスが FMC で W177 へと進化し、BMW も近いうちに FMC が実施される筈で、このカテゴリーは今後益々熾烈な販売競争が行われるだろう。
  ⇒ Mercedes Benz A180 試乗記 (2018年12月)

 

 




5月11~15日←  [2019年5月6~10日]  →5月1~5日