韓国メディアによると、23日、米国際貿易委員会(ITC)は韓国製タイヤの米国内におけるダンピング(不正廉売)で、米国のタイヤ産業が被害を受けたとの最終判断を示した。これにより反ダンピング関税として韓国(ハンコック)タイヤが27.05%、錦湖タイヤが21.74%、ネクセンタイヤが14.72%が適用される事となった。
これに対して韓国のタイヤメーカーは反ダンピング関税の影響を最小化するために値上げで対応するというが、安いのが取り柄の韓国製タイヤを値上げして、ハテ、買うユーザーはいるのか?
また海外生産拠点を利用して、ハンコックタイヤは米国とインドネシア、錦湖タイヤは米国とベトナムでの生産を増やす事で対応するという。
韓国のタイヤメーカーとしては最大手のハンコックタイヤは、昨年の売り上げ高が約6,310億円で、イタリアのピレリの約5,680億円を抜いて6位となった、とホルホルしている。
なお1位はミシュラン(フランス)、2位はブリジストン(日本)、3位コンチネンタル(ドイツ)、4位グッドイヤー(米国)、5位住友ゴム工業(日本)という事で、韓国タイヤが住友ゴム工業を抜いていたら、更に大騒ぎしただろうが‥‥残念でしたぁ~。
ところで、ハンコックタイヤはフォルクスワーゲン(VW)やGMで純正タイヤとして採用されているというが、そんな事をやっているからVWは凋落の一途を辿っているだ。またそれ以外でもボチボチ使われているようだ。
それで日本ではどうかと言うと、ダイハツ車の一部で純正装着されているようだが、日本車を買ったのに韓国タイヤが付いてきたら‥‥ユーザーは怒らないのだろうか?
では、交換用としてはどうかと言うと、日本ではイエローハットがZETRO(ゼトロ)S4というブランドで販売しているようだ。
ところでこのハンコックタイヤは元を正せばブリジストンの韓国法人であり、その後は横浜ゴムと技術提携しているというから、これまた例によって日本の技術だった。
これは非韓三原則を無視したブリジストンや横浜ゴムが馬鹿だった、という事だ。
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