2026年7月25日、海上保安庁(第11管区海上保安本部など)が京都府京田辺市にある同志社国際高校への家宅捜索を行い、関係資料を押収した。
事故の経緯と家宅捜索に至った背景は以下の通り。

事故の概要
2026年3月16日、沖縄県名護市辺野古沖にて、平和学習(研修旅行)で現地を訪れていた同志社国際高校の生徒らを乗せた小型船2隻が相次いで転覆する事故が発生した。
この事故により、17歳の女子高校生と男性船長(71歳)の2名が溺死(業務上過失致死傷等の疑い)し、生徒ら14名が負傷した。
なぜ学校への家宅捜索が行われたのか
事故発生直後の3月には、船を運航していた市民団体「ヘリ基地反対協議会」の事務所などに家宅捜索が入っていたが、7月に入り亡くなった生徒の遺族が刑事告訴を行ったことを受けて捜査対象が学校側へ広がった。
• 告訴対象:同志社国際高校の校長ら学校関係者4人、および市民団体幹部ら7人の計11人
• 容疑:業務上過失致死傷などの疑い
• 遺族の思い:「学校側が捜査対象にならず、責任の有無が十分に検証されないまま捜査が終結してしまうのではないか」という不安から刑事告訴に踏み切ったとしている。
海上保安庁は、当日に波浪注意報等が出ている中で出航・見学を強行した判断や、事前の安全管理指導・引率体制に過失がなかったかについて、押収した資料をもとに詳しく調査を進めている。