1カ月程遅れてしまったが今年度上半期(4月~9月)の国産車販売データが発表されている。この中から上位10車について纏めてみる。
第1位:トヨタ ヤリス 75,349台
Bセグメントのコンパクトカーで、以前は「ヴィッツ」の名称で販売されていた。現行モデルは2020年発売の4代目。エンジンは1.0L、1.5Lで何れも3気筒、ハイブリッドもラインナップされている。価格帯は166~232万円

なお、ヤリスの販売台数にはヤリス クロスも含まれていると思われる。ヤリスをベースとしたSUVで、現行ヤリスに半年遅れて発売された。価格帯は205~323万円。

第2位:カローラ 62,852台
かつては販売台数1位を長年維持してきたトヨタのベストセラー車だが、地味なセダン中心により徐々に人気を失って来た。しかし、2018年に発売された現行モデルはセダン、ハッチバックに加えて、ステーションワゴン、SUVという幅広い車種展開により、全世界で販売されている。

ベースとなるカローラ(セダン)対して、バリエーションとしてスポーツ(ハッチバック)

ツーリング(ステーションワゴン)

クロス(SUV)

と、最近の乗用車としての全てのバリエーションを揃えているのは強みだ。
第3位:トヨタ ライズ 50,111台
前述のようにトヨタには小型SUVとしてヤリスクロスという売れ筋モデルがあるが、ライズも小型SUVのカテゴリーとなっているが、サイズはヤリスクロスが全長4,180 mm、全幅1,765 mm に対して、ライズは全長3,995 mm、全幅1,695 mmと、よりコンパクトになっている。
パワートレインはヤリスクロスが1.5Lガソリン/1.5Lハイブリッド+FF/4WDとバリエーションが豊富なのに対して、ライズは1.2L自然吸気・1.0Lターボ・1.2Lハイブリッドなどエンジンもやや小さい。
価格帯は180~244万円と、ヤリスクロスよりも25~70万円安い。

実はこのライズ、ダイハツからのOEMで、ダイハツブランドではロッキーとして販売している。ヤリスクロスの販売台数はセダンとの合計だが、ライズにはボディ違いは無い事から、事実上はもっと上位となっている筈だ。
ハッキリ言って世界基準のBセグメントSUVであるヤリスクロスより価格は安いとはいえ、ライズがこれ程検討しているのは不思議ではある。
つづく