ウクライナよりヤバい イスラエルとハマスが戦争状態

 

パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが7日、多数のロケット弾をイスラエルに向けて発射し、加えてイスラエル側に戦闘員が侵入し、音楽フェスティバルに参加していた若い男女を襲撃するなどして、100人以上のイスラエルの兵士や市民を人質として連行した。このテロによりイスラエル側で少なくとも700人が死亡し、2300人以上が負傷したようだ。

この人質はイスラエル側に捕えられているハマスメンバーなどとの交換につなげる思惑とみられているが、イスラエルを甘く見てはいけない。報復攻撃としてガザにあるハマスの拠点800カ所を攻撃し民間人を含む413人の死亡が確認されている。

そしてイスラエル政府は8日、正式に「戦争状態」に入ったことを宣言し、イスラエル軍は9日朝までにガザ地区へ1,109回の空爆を実施し、「ガザ隣接地域のコントロールを取り戻した」と発表した。

またイスラエル軍はガザ地区を封鎖し、12万人のパレスチナ人が食料や避難所を確保できない状態という。加えてイスラエル軍はハマスとの大規模戦闘に向けて過去最高の30万人の予備役を招集した。

この状況に対して、米国はイスラエル軍に対し、弾薬を含む軍事装備品などの供与を始めたことを伝えるとともに、今後追加の軍事支援を行う見通しを明らかにした。

英国もスナク首相が8日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し、イスラエルが必要とするいかなる支援も行うと伝えている。

また、複数のドイツ人がハマスに連れ去れらたり、フランス人や行方不明者も出ているなど、両国がイスラエルへの支援に加わることは間違いないだろう。

こんな総力戦となれば、ハマスどころかパレスチナ人が全滅するまで戦闘を行う事もあり得るくらいの状況で、今回のハマスの奇襲は殆ど自爆行為と言えるだろう。ただし、ハマスは人質を取っているから、イスラエルも簡単には総攻撃が出来ないというジレンマもある。

そして何より、他の中東諸国を含めての大規模な中東紛争に発展するかもしれない、という危険もある。

ウクライナでの核兵器使用や第三次世界大戦の危機が心配されていたが、こちらの方が危険度からいっても遥かに上回っている。

いやいや、これぁヤバいよ!!

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