BYDラッコ、下腹をチョッと打つと廃車状態の大設計チョンボだった


話題の軽規格EV、BYDラッコだが、なんとバッテリーが床下のボディよりも更に低い位置に出っ張っているために、悪路や断さでちょっと引っかけただけでバッテリーは変形し、交換が必要にあるのだった。

しかもバッテリー交換には150万円程もかかり、事実上の全損状態だ。
加えて、ボディ自体の剛性も不足しいるために、バッテリーをぶつけるとボディ自体が変形してしまうから、ますます全損状態という事になる。

では、日産さくらはどうなのだろうか。この2車を比較すると

1. 物理的な「こすりにくさ」の差

• 最低地上高が15mm高い:ラッコが130mmであるのに対し、サクラの最低地上高は145mmある。この15mm(1.5cm)の差は、日本の標準的な段差や傾斜をクリアする上で非常に大きい。

• 一般的な軽自動車に近い:さくらは通常のガソリン軽自動車(150mm前後)とほぼ変わらない感覚で乗れるため、そもそも「底打ちする頻度」が低く抑えられる。

2. 万が一ぶつけたときの「構造」の差

• サクラ(従来型の保護カバー構造):サクラは車体の骨格とは別に、バッテリーパックが床下に吊り下げられており、金属製の頑丈なアンダーカバー等で強固に防護されている。もし底を擦っても、まずはカバーが傷を吸収する設計となっている。

• ラッコ(CTB構造):ラッコは「バッテリーそのものが車体骨格」という最先端技術を採っているが、これは室内を広くできるメリットがある反面、衝撃がダイレクトに「車体の歪み」や内部のバッテリーセルに伝わりやすく、一発で致命傷になりやすいというリスクの裏返しでもある。

3. 最も大きい「交換費用」の差

もし床下を激しく打ち付けてしまい、どうしてもバッテリー交換になった場合の費用(結果)に大きな違いがある。

• サクラ:総額で約60万〜80万円(本体50〜60万円+工賃)。軽EV専用にバッテリー容量が20kWhとコンパクトなため、EVの中では交換費用がかなり抑えられている。

• ラッコ:一体型(CTB)のため作業が複雑なことや、海外製パーツの供給体制などから、修理・交換費用が150万円を超えるリスクが指摘されている。

と、まあ、なんだかんだ言う前に、下の写真を見れば一目瞭然!

なんだかんだ、言い訳する前に、この日産さくらの下回り写真を見れば設計の能力の差は一目瞭然

写真から読み取れる設計の違いと、さくらに見られる日本メーカー特有の作り込みは以下の通り。

• 床下全面を覆うプロテクター構造:バッテリーや配線が直接露出せず、底部全体がフラットなアンダーカバーで隙間なくガードされている。これにより、飛び石や路面との軽微な接触によるダメージをカバー側で吸収・受け流す設計(ディフェンシブ設計)になっている。

• 配線・高圧部品の完全隠蔽:写真奥に見えるオレンジ色の高圧配線やコネクター類も、下端より高い位置に引き込まれており、路面の障害物や水・泥の跳ね上げから物理的に保護されている。

• 高機能な犠牲部材(使い捨てガード):万が一底を強打・すり付けた場合でも、まずはこのカバーが損傷することで内部のバッテリーケースやメインフレームを守り、カバーの交換のみで修復できる可能性を高めている。

バッテリー筐体をそのまま底面にむき出しにする設計と、こうした堅牢なアンダーガードを巡らせる設計とでは、「日本の日常環境で発生し得るトラブルへの配慮」において格段の差が存在する。実用環境での壊れにくさと修復性を突き詰める日本のクルマ作りの真骨頂が、この下回りの構造に端的に表れている。

この事実は、いまのところネットの一部にとどまっているが、やがて一般にも拡散されるだろう。只でさえ売れる見込みが無いのに、致命的な設計ミスとなれば、ラッコの行く末は見えているというものだ。

まあ、そんなところだろうとは想定していたが、これほど直球の欠陥品とは‥‥。

今頃、伊藤忠やヤナセの偉いさん、頭抱えているだろうな。