ハマスの最高指導者が事もあろうにイラン訪問中に暗殺され面目丸潰れのイランは、イスラエルに対して強い口調で報復を仄めかしたが、実際には軍事力ではイスラエルに対して大きく劣っているのは明白だ。
そんな状況で、武器輸送などを専門とするロシアの航空会社がモスクワからテヘランへ、大型輸送機を運航した記録が出て来た。
このGelix Airlines というのは、ロシアの民間輸送会社だが、ロシア製の大型輸送機 Il76を運用して武器等を空輸している。同社のHPでは‥‥
このIl-76はロシア製の大型商用貨物機で、4発ターボジェットエンジンを搭載し、軍用戦略輸送機としても使用されている。主に第三世界が多いが、十数か国で軍用として採用されている。
イランがイスラエルに対して攻撃としては、4月に約100基のドローンや巡航ミサイルをイスラエルの表的に向けて発射したが、この時攻撃に使用したのは主にドローンだった。イランはドローン技術が進んでいて自国で生産できるというが、これでは大した威力とはならない。
それでは、イランはロシアから一体何を買ったのだろうか? イランは2022年にミサイル提供でロシアと合意している。またロシアは親イラン組織のフージ派とズボラにもミサイルを提供している。
11月の米大統領選選挙では、トランプ氏が当選する事はほぼ間違いなく、米国戦争屋(DS)としては、それ以前に何とか本格的なイスラエルーイラン戦争を勃発させたいところだろう。
この3カ月程の成り行次第で、世界的な核戦争が勃発するか否か?
何れにしても歴史的な転換点である事は間違いない。
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