.前回のアルトG (2009年12月)は、初めてスズキディーラーでの試乗と書いたが、その後調べてみたらば、それより1年程前にワゴンR FXに試乗していたのだった。その時の写真を見ながら状況を必死で思い出そうとしたら、試乗車のシートが運転席を含めてビニールが被っていたのを発見。それで思い出したのは、アルトの時とは別のディーラーで、何とも態度の悪い営業マンだったし、シートのビニールも含めて売る気があるのかよ、という雰囲気だった事だ。
これはダイハツでもいえる事だが、軽の販社の中には一般ユーザーよりも業販と言われいる、整備工場や農協などのサブディーラーに卸すのが本業という場合も少なくない。従って、試乗などはスズキディーラーといってもユーザーをターゲットにしている店を選ぶのが重要だ、と当時気が付いたのを思い出した。
それはそれとして、試乗記を読み返してみると決して悪いクルマではなかったようで、翌年のアルトが劇的に改良されていたのは既にその予兆があったのだった。
⇒スズキ ワゴンR FX 2008年10月

スズキの軽が大きく進化した事が判ったので、今度はダイハツ車に目を向けて、ワゴンRのライバルであるタントにも試乗してみた。
⇒ダイハツ タントエグゼ 2009年12月

このディーラーも実は業販が主体であり、店舗の2階には多くの営業マンが何やら仕事をしているのが見えるのだが、ショール―ムには一人だけ!そして、他に店番が居ないので一人で好きに乗ってきてください、とキーを渡された。
単独試乗というのは馴染みのディーラーならあるが、飛び込みで行き成りというのは初めてだった。
今回の2車は何れもハイトワゴンと呼ばれる、言ってみれば軽のミニバンとでも言うべきタイプだった。上の写真を見れば、何れもボディカラーはブラックで、これはお嬢さん、奥さん用ではなく、男性を含めた家族用だというメッセージだろうか。
そしてこの頃から、軽自動車の走行安定性が劇的に向上し、ハイトワゴンという使い勝手の良いボディ形状とともに軽自動車のシェアが大きく伸び始めたのだった。