B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/7/19(Tue) | 大出力 SUV <2> |
Range Rover Sport SVR 初代レンジローバーが発売されたのは 1970年で当時の 4WD 車というのは正に前回取り上げた軍用ベースのベビーデューティな作業車であり、乗り心地等は全く考慮されていなかった。そこに登場したレンジローバーは乗用車並みの乗り心地やフルタイム4WDによる操作性の容易さなど、ベビーデューティ4WDの走破性と高級エステートワゴンの乗用車テイストとユーティリティという両車の長所を併せ持ったようなクルマだったが、オフロードのロールスロイスなどという異名もあったくらいに高価で高級な車だった (ただしロールスロイス程には高価ではなかった) 。 そのレンジローバーを製造しているランドローバー社は当時はブリティッシュレイランド (BL) の一員だったが、その後何度も経営危機による身売りを繰り返し、一時期はBMW傘下となったこともあった。その時代は3代目レンジローバーの開発時期にあたり、このモデルはBMW主体にて開発されていたが、BMWがローバーをフォードに売却したために、フォードの意向により大幅変更されて発売された。この時、本来3代目レンジローバーとなるべくクルマはBMWのアイデンティティを纏ってBMWの SUV として販売された。これが何を隠そ X5だった。現在ランドローバー社はインドのタタ自動車の傘下となっていて、その体制下で開発されたレンジローバーが2013年に発売された4代目であり、その現行ラインナップ上で最もパワフルなモデルがレンジローバー スポーツ SVR となる。SVR は前回の一覧表のように世界の超高性能 SUV と全く同格のパワーを持っている。それにしても英国貴族御用達のレンジローバーが今ではその昔大英帝国の植民地だったインドのタタ自動車の傘下に入っているというも皮肉なものだ。 ところで、ランドローバーというのは本来はローバーモーター社が1948年に発売したオフロード車の名称であり、特にシリーズUと呼ばれる寄り目のフロントフェイスはアフリカ探検のイメージ満点で、これぞオフロード車!とう雰囲気がある (写真左下)。 その後1991年よりディフェンダーというモデル名となって現在でも生産されている。写真右下のレトロな雰囲気はマニアにとっては垂涎ものなのは当然であり、レトロさではメルセデスGクラスやトヨタ ランドクルーザー70 を完全に凌いでいる。
Porsche Cayenne Turbo ポルシェは SUV であるカイエンを2002年に発売したが、そのラインナップとして標準のカイエン、高性能なカイエンS、そして最もハイパワーなカイエン ターボという911と同じラインナップとした。このために当時のSUV としてはベラボウなパワーのモデルがカイエンターボであり、その後のモデルチェンジでもターボモデルをラインナップすることは引き継がれて現在に至っている。 このカイエンターボについては現行958の前期モデルとなるが、試乗記を発表済なので詳細はそちらを参照願うことにする。
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2016/7/18(Mon) |
BMW 740Le xDrive iPerformance (2017) |
3シリーズのプラグインハイブリッド車 (PHV) である 330e については 7月1日からの日記で取り上げたが、今度は同様に7シリーズの PHV として 740Le が発表された。名称からしてロングボディーと思われるが、まあこの手の高級ハイブリッド車は社会的地位の高いパッセンジャーのためのショーファードリブンカーだから、世間への環境対応をアピールするという事が最も大切であり、使用目的を考えればロングボディーとするのは理解できる。 外観上は 330e と同様で、他の7シリーズと比べて一目で判る違いは無さそうだ。 インパネの写真からメーター付近を拡大してみると、通常は回転計が配置されている右側の大径メーターはバッテリー残量およびチャージメーターとなっている (ように見える) 。 AT セレクターのベースプレート付近にあるスイッチ類は、当然ながら PHV 独特のモノが配置されている。 エンジンカバーには 330e と同じデザインのブルーのエンブレムがある。 前述のように用途としては大企業役員用であり、このクルマを個人名義で買うことはまず無いだろう。ショーファードリブンといえば官公庁の高級官僚用という用途もメジャーだが、流石に日本の官庁が BMW はマズいだろう。 例によってより以上の詳細を知りたい場合には下記にて↓
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2016/7/17(Sun) |
選挙用傘 |
参議院銀選挙が終わったと思ったら引き続き東京都知事選挙と今年は選挙の年だが、実は選挙用の傘というのがある。選挙ネタなので特別編とする。
いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。 |