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2019/6/25 (Tue) 高齢ドライバーはＭＴに限る！<4>
連載４回目は残るスズキとスバルについて纏める事にする。
結果としては下の表のようにスズキがスイフトの実用モデルとスポーツ、そしてオフロード車のジムニーシエラに設定されている。またスバルは高性能モデルの WRX に MT が設定されている、というか MT しか設定が無い。
SUZUKI
Swift
スイフトには 1.2L モデルに MT が設定されていて、しかも２つのグレードから選べる。実は他社の場合は売れない MT は1グレードのみというのが普通だが、スイフトでは２グレードに加えて特別モデルにも MT が用意されている。価格も 150万円前後と言う事で、老後のクルマとしてお勧めの１台となる。
そしてスイフト スポーツ、通称スイスポにも当然ながら MT が用意されている。このクルマは200万円以下のスポーツハッチとしてはダントツお勧めであり、クルマ好きの老後には一押しとなる。
⇒ Suzuki Swift Sport 試乗記 (2018年1月)
Jimny
世の中でブームの SUV とは一線を画す本格的オフロード車であり、しかも軽自動車というジムニーだが、このクルマには普通車登録のシエラもり、勿論 MT が用意されている。シエラは 0.66L ターボの軽自動車版に対して 1.5L 自然吸気というトルク重視のエンジンはオフロードにはピッタリだが、まあスイスポと同様で普通の高齢者というよりもその道のマニア向けというものだ。
SUBARU
WRX
スバルはマツダと共に MT を残しているメーカーという思いがあったが、今の現実はインプレッサにすら MT は無かった。そこで探して見たらば唯一 WRX STI が MT (のみ) だったが、まあ価格からしてもこれも老後のクルマにはならないだろう。それでも一応比較表に入れたのは、そうしないとスバオタさんが騒ぐからで、まあ忖度というやつだな。
以上４回に渡って国産普通車の MT 車設定状況を調べたが、結論として高齢ドらーバー用 MT 車として薦められるのは日産マーチ NISMO S (184万円) 、ホンダ フィット 13G (143万円) または RS (205万円)、マツダ デミオ 15S (149万円) または XD (181万円)、スズキ スイフト XL (151万円) またはスポーツ (184万円) となり、予算が許せばトヨタ カローラスポーツ 1.2G (223万円) 、日産 ノート NISMO S (233万円) というところだが、その中ではフィット RS かスイフト スポーツが元マニアにはお勧めだ。
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2019/6/24 (Mon) でっかい消しゴムが走ってた！
このところ都内で目撃されているのが何やら馬鹿デカイ消しゴムが走っている姿で、これは一体何なんだ？
実はトンボ鉛筆が MONO 消しゴム発売50周年を記念して消しゴム風にバスをラッピングしたものだった。成る程良く見ればベースは下の写真のロンドンバスでだと事が解かる。
ところでこの MONO 消しゴムは当初は高級鉛筆 MONO の1ダース入りを買うと付いてきたモノで非売品だった。しかし消しゴムだけ欲しいとの要望に単品での販売が始まったのが50年前ということだ。この当時の事情については下記の姉妹ブログにて。
⇒ 60年代の筆記用具(年金フル世代の子供時代)
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2019/6/21 (Fri) 高齢ドライバーはＭＴに限る！<3>
連載３回目の今回はホンダの MT 車を調べてみた。
その結果は下の表のようにフィットとシビックに其々ベースグレードと特殊なスポーツタイプに MT がラインナップされていた。
Fit
フィットのエンジンは 1.3L と1.5L があるが、1.3L ではベースグレードの 13G・F に 5MT があり、また 1.5L にはトップモデルの RS に 6MT がラインナップされている。その中でも 13G・F は価格が142.9万円という事で、老後のクルマとしてはデミオ15S (149万円 6MT) とともに有力候補の一つとなる。
RS については年をとっても性能は譲れないという元走り屋には良いかもしれない。しかも価格だって比較的安めの 205.1万円と 13G・F と60万円しか違わない、と書いてみたが、2千万円の老後資金から60万円崩すのはチョイと痛い。
フィットの試乗記については残念ながら MT は無いが参考に AT と ハイブリッドの簡易試乗記を掲げておく。
⇒ HONDA FIT 13G & HYBRID 簡易試乗記 (2013年10月)
⇒ Honda Fit 13G 高速試乗 簡易試乗記 (2018年10月)
Civic
シビックの MT はハッチバック ホンダセンシング (280万円) に設定されているが、今のシビックはサイズも大きいし価格も高い。更にトップグレードの高性能車であるタイプＲにも MT 車がある、というよりも MT しか無いという走りに徹したクルマだが価格は 450万円で、これは老後のクルマとしては全く適していない。
そしてシビックの試乗記は無いし、内外装写真すらも無い！ 別に差別をしている訳ではないが、今のシビックは一部のホンダファン御用達という感じで、個人的には興味が無い事から、このサイトでは殆ど話題にしていない。
ということで、年寄りの暴走防止の MT 車という面ではフィット13G・F がお勧めとなる。
次回につづく。