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2017/10/5 (Thu) 突然の政界大激震!<2>
10月1日に引き続き、続編をお送りする。という事でこのネタは勿論特別編とする。
いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。
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2017/10/4(Wed) 世界的に内燃機関禁止?<3>
欧州で内燃機関が完全に禁止されるまで20年程の余裕があるが、それまで技術の進化で何とかなるかならないか? ということで、それではゼロエミッションでは無いがある程度の繋ぎとして、電池の代わりに発電用のモーターを使う日産のノート e-POWER と、HV ではあるがバッテリーに外部充電することである程度の距離を HV として走行できるプラグインハイブリッド (PHV)、更には EV の最も不安な部分である不意のバッテリー切れによる走行不能を回避するために緊急用の小型エンジンを搭載している BMW i3 エクステンダー搭載車について検討してみる。
先ずはモーター出力を比較すると国産2車は 103~110ps であり、車両重量もプリウス PHV (以下プリウスと表記) とリーフはほぼ同じだからプリウスの EV モード走行は "本物の EV” であるリーフと同等となる。しかしプリウスのバッテリー容量はリーフに比べれば 20%程度しかないから、当然ながら EV 走行出来る距離もリーフの20% 以下となる。
次にノート e-POWER のモーターは EV のリーフと同じで、しかも車両重量がリーフの80%しかないから、動力性能としてはリーフに勝っていて当然だが、それにしてもこの重量差はボディの違いもあるが、それ以上にバッテリーの重量だろう。という事は、ガソリンエンジンと発電機並みの重さで同等の電力を発生するバッテリーあれば一気に解決‥‥ということで、やっぱりこれは如何に小型高性能でローコストのバッテリーを開発するかに懸っている。
次に BMW i3 のレンジエクステンダーは2気筒 0.65L という殆ど日本の軽自動車くらいのエンジンを発電用として搭載し、これによって航続距離は390㎞ から511㎞ へと大きく伸びている。しかしこれはリーフ程では無いにせよ、発電用エンジンを使用する点ではゼロエミッションとは言えない訳で、まあ e-POWER や PHV 同様に過渡期の製品といえる。なお前回の一覧表で i3 の航続距離が 229㎞ となっていたがこれは以前試乗した前記のモデルの数値で、その後の MC でバッテリー容量が増強された事で 390km となりリーフと同等になっていた。そう言えば少し前に i3 を異常な値引きで売っていたようだが、これって航続距離の短いモデルの在庫一掃だったようだ。因みにこの頃にカーシェアーリングでも、i3 を導入しているのが不思議だったが、まあ纏めて安く買い叩いたのだろう。
ところでもう何度も言っているが、しつこく言わせてもらえば ”バッテリーを制するのもが EV を制する" 訳で、その点では電池屋に一番の可能性がある事になる。今から就職する若者はバッテリー業界を選ぶのも良いかもしれない。
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2017/10/2(Mon) 世界的に内燃機関禁止?<2>
前回の情報から、内燃機関が禁止されるのはドイツが少し早いがイギリス、フランスの予定ではあと23年程先であり、まあそう焦る事もないかな、というところで、それなのにあたかも直ぐに世の中変わってトヨタを始めとするカーメーカーは大変な窮地に追い込まれる‥‥みたいな事を書いている経済評論家先生は‥‥まあ馬鹿ですねぇ。
それでは電気自動車 (EV) の実情はどうなのか、ということで現在日本で売られている EV の諸元を纏めてみた。タイミング的に丁度日産リーフが正に FMC されたところであり、リーフについては新旧比較も行っておく。また、以下の3車種に加えて国内で販売されている EV としては三菱 i-MiEV があるが今回は省略。えっ、なぜ、って、それぁまあ‥‥ねぇ。
なお3車種については
⇒ NISSAN LEAF 簡易試乗記 (2011/5)
⇒ BMW i3 試乗記 (2014/9)
⇒ Tesla Model S 試乗記 (2016/7)
があるので、参考にされたい。
さて、今現在の EV の問題点として考えられるのは
1. 航続距離が短い
一回の充電でどのくらいの距離を走れるかというのは実用上重要な事だが、それではどのくらい必要かといえば、例えばガソリン車の場合実燃費が 10㎞/L 、燃料タンク容量が 40L とすれば無給油での航続距離は 400㎞ であり、EV も最低限このくらいが目途だろう。そういう意味では旧リーフや i3 では明らかに不足しているが、新型リーフでは見事に 400㎞ に改良されている。やっぱり 400㎞ というのは一つの目安だろう。
2. 充電時間が長い
ガソリン車ならばキャップの開け閉めや料金の支払い等を含めても5分もあれば満タン給油が可能だが、EV では急速充電でも十数分 (条件により30分) 、接続などを含めれば 20分近くは必要で、これが今後数分で完了できるようになるのだろうか。ただし急速充電では事実上フル充電は出来ず、80%くらいとなる。ということは、あれっ、航続距離も 80%とすれば 320㎞ になっていまう! まあ使い方次第では毎日夜に自宅で普通充電という手もあるしこれならフル充電が可能だが、現状ではマンションや外部駐車場の場合は対応出来ない。尤もこれはインフラの問題だから、世の中全体が EV に移行すれば解決される可能性も高いが。
3.車両価格が高い
これは EV が普及していない事から生産台数が少なくて量産効果が上がらない事もあるが、それ以上にバッテリーが高価であり、しかも寿命だってあるし、その廃棄を如何するかなど、やはり一番のネックはバッテリーである事には間違いない。
まあ自動車として内燃機関よりも電気自動車の方がより早く開発されたにも関わらず、実用化されていないのは性能や価格的に満足するバッテリーが未だに開発出来ないということもある。
そして何よりも EV って本当にエコなのか? という疑問だ。これらについては次回に続く。
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2017/10/1 (Sun) 突然の政界大激震!
衆議院が解散、小池新党の結成、民進党の解党と矢継ぎ早に大激震の走る今の政局。という事でこのネタは特別編でお届けする。
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