10月1日の日記で小池東京都知事の立ち上げた希望の党によって政界に大激震が走っている事を取り上げたが、それから僅か数日も経たない今では状況が全く変わってきて、最近の政局はもう1日どころか数時間も経てば状況は全く変わってしまうという、この世の中の流れの速さは今までに経験の無い事で、果たしてこの先はどうなるのだろうか？

それで前回からの最大の変化はやはり飛ぶ鳥を落とす勢いだった小池知事が、民進党からの合流組を選別して、考えの合わない、いや小池氏が好まない議員は排除すると言った事から一気に潮目が変わってきて、日本政界の救世主のようにさえ言われた小池氏が、実は何のことは無いアベデンデンと変わるところが無い極右思想だとういう事がバレてしまった事で、風が弱まったどころか逆風になってきた。まあ小池氏が極右思想なのは判り切った事で知ってる人は知っていたのだが、勿論パンピーのオバチャンは想像もしていなかったと思うけれど、今は多くの国民に気が付かれてしまった事になる。

そしてその小池知事との交渉ではマルで劣勢になってしまった民進党の前原代表だが、このタヌキとキツネの馬鹿し合いは緑のたぬきのしたたかさの前に赤いキツネは今や大いに劣勢だ。キツネは人が良いのか馬鹿なのか、ハタマタ全て承知でやっている極悪人なのか？

そんな折、今度はタヌキに拒否された民進党議員の受け皿として枝野幸男氏による立憲民主党の旗揚げで一気にリベラル層の受け皿が出来て、これがタヌキ婆さんの逆風の最大の原因となっている。まあ枝野氏というとあまり良い印象が無いという読者も多そうだが、籠池氏への証人喚問を見た時の印象では結構まともだし頭も切れそうだと認識を新たにした。まああの時は胡散臭さ丸出しの自民や「こんなチンピラが国会議員やってたのかぁ」と言いたくなるような維新の議員を見た後だった事もあるかもしない。

それに枝野氏は弁護士だが、その昔は弁護って言えば最優秀の代表であり国民の信頼度も抜群だった筈だが、その後多くの弁護士出身国会議員の酷さを目のあたりにして、弁護士に対するイメージは大きく崩れたところだったからこれも枝野氏のイメージを悪くしていたようにも思える。その弁護士の議員でも取り分け極めつけの最悪例は‥‥もちろ～ん、前防衛大臣で決まり！ あのお陰であんな馬鹿でも合格できる司法試験って、何か裏があるんじゃねぇかぁ？ なんて思っている読者も多いだろう。あっそうそう、タヌキ婆さんの腰巾着の緑の子タヌキも (悪徳売国特捜検事出身) 弁護士だったようだが、タヌキ婆さんとは器が違いすぎる。

その立憲民主党からの立候補者には緑のタヌキの党から刺客を出すそうだが、どんなに強力な対抗馬が出るのかと思ったら、これがまた落選を繰り返している元職や無名の地方議員などというガラクタで、仮にも政権党の元官房長官や元首相に勝てる訳が無いだろう。それどころか選挙事務所や選挙カーの準備も間に合うのか、とか誰がポスター貼るの？ なんていう状況で、見てる方としては結構楽しめる。

そして今一番の関心事はタヌキ婆さん自身が選挙に出馬するか否かということで、今は完全否定しているが、勿論イザとなれば翻すだろう。とはいえ、これは本人にとってはどちらを選んでも地獄という、中々楽しい事になってきて、正に「雌鶏鳴けば国滅ぶ」そのものだ。

しかしモリにカケにタヌキにキツネと、どうも最近の政局は麺類が主流のなようだ‥‥おそまつ！