9月28日午後、臨時国会開催と同時に衆議院が解散されるという日本の憲政史上類の無い事態となったが、それより3日前に小池都知事が新党「希望の党」の結成を発表し、臨時国会開催の前日には小池氏自らが党首として都知事と兼務すると発表した。

そして衆議院が解散したその日のうちに民進党の前原代表が前原氏以外の全員が離党して希望の党に公認申請するという、あっと驚く内容が発表された。そしてその案は何故か党内での異論もなく了承された。 ところが、29日の朝には小池氏の民進党からの候補予定者を「全員受け入れることはさらさらない」という発言でこれまた大騒ぎで、現在調整は難航中のようだ。

というのがこの数日間の状況だが、なんとまあ短期間に思いもよらなかった大きな動きが続出するという状況だから、うっかりると昨日とは全く状況が変わっていた、何てことにもなりかねない。

ここでひとつ息抜きに替え歌を作ってみた。もの好きな読者はどんぐりころころのメロディーで歌ってみてください。

『
まえはら　ころころ どんぶりこ
こいけにはまって　さあたいへん
はしげがでてきて　こんにちは
みんしん　いっしょに　つぶしましょう

まえはら　ころころ　よろこんで
しばらくいっしょに　あそんだが
やっぱりみんしん　こいしいと
ないては　はしげを こまらせた
』

まあ民進党は長年の政党助成金を貯め込んでいるので軽く100億、一説には百数十億の現金を貯め込んでいるというから、国政の実績が無くて資金が無い小池氏はのどから手が出る程欲しいだろう。それにブームに乗って大勝利した新党は何れも人材不足で、その後の政権を素人集団で運営する事になるのは09年の民主党や今の自民党２期生議員をみれば判るとおりで、その面でも実績のある民進党の国会議員が１００人規模で抱えられるのも大きなメリットだ。と、まあこの辺は既に読者諸氏はご存じと思うが、以上現状を纏めてみた。

それで問題は小池氏だが、都知事を辞任して今回の選挙に打って出るのか出ないのか？ それに小池氏はデンデンと同じ日○会議の幹部であり、実のところコテコテの右翼思想というか軍国主義者だから、政権奪取後に突然本音に転じて憲法改正まっしぐら、となる事だって想像出来る。

しかもデンデンに比べれば圧倒的に頭の回転が良いから、ある意味更に危険かもしれない。

ということでマルちゃんの緑のたぬきのパロディ版を作ってみた。

おまえ、もしかして、これを出したくてこんな話題を出したんかぁ？ って、いやまあ、鋭いご指摘で。