米CDC、PCR検査の取りやめを決定 日本はどうするの?

 

『米疾病管理予防センター(CDC)は7月21日、新型コロナウイルス(中共ウイルス)について、「PCR検査を推奨しない」とする新たなガイドラインを発表した。今後は新型コロナウイルスとインフルエンザを区別できる「マルチプレックスアッセイ」という検査法を推奨するとしている。』と、大紀元EPOCH TIMESが伝えている。

ええ~っ。「PCR検査を推奨しない」って? 日本ではこの検査の結果で、感染者が拡大し云々‥‥って、テレビが大騒ぎしているが、それって、米国が推奨しない検査方法の結果で、騒いでいるということかぁ?

CDCでは既に昨年11月に、PCR検査の基準値について、「患者のウイルス量や感染力、隔離期間を判断するために使用すべきではない」と説明していたのだった。

またWHOも今年1月に、「新型コロナウイルスの診断についてはPCR検査と並行して患者の既往歴や疫学的な危険因子も考慮すべきであると伝え、ほとんどのPCR検査は診断の補助である」とするガイドラインを発表していたのだった。

そう言えば、日本でも一部ではPCR検査の不確実さを訴えている専門家もいたが、殆ど無視されていた。

それじゃあ、今後どうするのか、というと、CDCでは「感染症の急性期にある人から採取した「上気道または下気道の検体から、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)、インフルエンザウイルスA型、B型のRNAを検出し、識別できる」という新たな検査法「マルチプレックスアッセイ」を説明している。

そしてCDCは2022年からはPCR検査の「緊急使用許可申請」を取り下げ、マルチプレックスアッセイを含む新たな検査法に移行するというが、ハテ、日本はどうするのだろうか?

しかし、このCDCの発表は先月21日であり、これは20日も前の話だ。日本のマスコミはこれについて何か報道しているのだろうか?

【補足】
この「マルチプレックスアッセイ」について、ザっと検索してみたらば、何やらPCR検査の方式の一つのようでもある。真意を確認するにはCDCのオリジナル報告書を探して、これを翻訳と精査する必要がありそうだが、誰かやってくれないかなぁ。

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