先日の中共が台湾に侵攻した場合の対応についての中山副大臣・麻生副総理の一連の発言は、どうやら中共としては予想外だったようで、まさか日本がこれ程早い時期に態度を明確にするとは想定していなかったようだ。
まあ、あの発言は日本政府の正式見解では無いにしても、副総理という立ち場にある麻生氏の発言は、中共にとっては相当重く圧し掛かっただろう。
その反応として、中共の海事局は7月5日と6日に、黄海中部で重大な軍事演習を行う為に、9日は同地域の全ての船舶の航行を禁止すると発表した。ところが最後の発表の6時間後に船舶航行の警告が取り消されている。
上の位置関係を見れば、これは日本に対する演習であり、これで少し脅してやろう、と思ったが、日本の強気な対応を見て「こりゃあマズイ」と急遽取りやめたのだろう。麻生氏の発言は7月5日だから、中共はその後急遽軍事演習を中止にしたとすれば、これは辻褄が合う。
人民解放軍なんて強がっていても所詮は張り子の虎である事が次々にバレつつある今日この頃。台湾上陸作戦と言ったって屑鉄空母は何の役にもたたず、上陸作戦の為の強襲揚陸艦は1番艦が進水したと思ったら、火災事故を起こし、それでも何とか就役して「南海」と命名されたようだが‥‥。
⇒中共初の強襲揚陸艦が就役 用途は台湾侵攻!
そして実際に上陸するエアクッション艇もロシア製のコピー品で、マトモに動くかも怪しいし、何より米海兵隊の例を見ても隊員の練度は極めて高度である必要があり、強襲揚陸艦もどきを作ったからと言って、直ぐに上陸作戦が出来る筈も無く‥‥。
とはいえ、ここで油断をするとまたまた付け上がるのは明らかだから、日本も手を緩めずに強気で押しまくる事が何より必要だ。
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