世間ではハイブリッド車の事をHVと表現している。またバッテリー駆動のいわゆる「電気自動車」はEV(Electric Vehicle)、電気自動車にも関わらずバッテリー駆動の代わりに水素燃料電池を使用するのがFCV(Fuel Cell Vehicle)と呼ばれている。またHVではあるが、大容量バッテリーを使用し、充電する事でエンジンを使用ぜず事実上のEVとなるプラグインハイブリッド(Plug-in Hybrid Vehicle)車はPHVとよばれている。
しかし、特にトヨタからすれば、PHVなんてエンジンを取り去ればEVな訳で、それなのにHVでは進んでいるがEVではマルで遅れている、何て言う世間の間違った評価の原因となるこれらの呼び方を、今後変更するようだ。
先ずHVはHEV、PHVはPHEV、そしてFCVはECEVであり、従来のEVはBEV(Battery Electric Vehicle)と呼ばれる事になる。
そのトヨタが現在販売しているBEVは、高級ブランドのレクサスから「UX300e」(約600万円)のみで、今年末に発売されると言われている、スバルとの共同開発による「bZ」がそれに続く予定だ。
⇒本篇日記19年11月15日 Lexus UX 300e (2021)
⇒本篇日記4月27日 Toyota bZ4X Concept (2021)
また、二人乗りのマイクロBEVであるC+podを既に一部用途向けに販売している。
トヨタとしては、今の時点で多くをBEVにする事は可能だが、充電などのインフラが伴わなければ使い物にならないから、それまではHEVで繋ぐとの考えからなのだが、中共大好きなマスコミや文化人は、トヨタを始めとする日本の自動車メーカーがEVの開発で大いに遅れをとっている、というプロパガンダを行っている。
まあ、考えてみれば、一般のマスコミや文化人の多くは文科系であり、HVとBEVの違いすらよく解ってない事は充分に有り得るが、モータージャーナリストと言われる連中が判らない事は無い筈だが‥‥。
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