『国営の中国中央テレビが、中共の無人探査機「天問1号」が日本時間の15日午前8時すぎ、火星への着陸に成功したと伝えました。』というニュースを日本のマスコミ各社が報道している。
ところが、ネット上ではこの火星着陸は捏造だという話が飛び交っている。
そこでニュース動画を見ると、如何にもそれらしい探査機が火星らしき場所に着陸する様子が映っている。なる程、と思ったが、よく考えたら‥‥
探査機の中から近づく火星表面を撮るなら判るが、探査機を外から撮るというのは、別に撮影用として探査機がもう1機必要な事が判る。要するにこの画像を撮れる訳が無いのだった。そして実は、これは2月に発表していたCG画像と同じものという。
まあ百歩譲って、着陸時の映像は撮れないので、この部分はCGのイメージを使った、という事も無いとは言えないが、そらならその旨を公表すべきであり、如何にも本物のように報道するのはフェイクと言われても言い訳がたたない。
しかもご丁寧に着陸画像の次には、成功を喜ぶ管制センターの様子が写っているが、この手のセンターではお馴染みの大型ディスプレイなども写っていない、まるで大学の講義室のような雰囲気で、運用管理員達はワザとらしいカメラ目線で喜んでいるのも怪しい。
写真下は筑波宇宙センターの運用管制室にて「きぼう」の監視を行っているところだが、そうそう、こういう雰囲気でないとねぇ。
せめて管制センターのセットくらいは、それらしいモノを作ろうよ(笑
まあ、打ち上げロケットの残骸も回収できない技術で、火星着陸とか大笑いだが‥‥。
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