クリーンネットワーク構想って何?

 

クリーンネットワークとは、2020年に米国国務省が米国民のプライバシーや、企業の最も機密性の高い情報を含む資産を保護するためとして始めた取り組みだ。

具体的には「攻撃的な侵入をする、権威主義的で悪質な行為者」からの5Gをはじめとするネットワークでのプライバシー・セキュリティ・人権、そして結果的には自由な世界そのものへの脅威に対処する取り組みで‥‥

攻撃的な侵入をする、権威主義的で悪質な行為者」って、要するに中共であり、これは対中共排除ネットワークという事になる。

このネットワークには

1.クリーンパス(Clean Path)
中共の指令に従う信頼できないベンダー(ファーウェー、ZTEなど5社)の伝送・制御・計算・ストレージ機器を一切使用しない5Gの通信経路。

2.クリーンキャリア(Clean Carrier)
中共の影響下にある通信事業者、中国電信(China Telecom)など中共の4事業者を米国の通信網に接続できないようにする。

3. クリーンストア(Clean Store)
米国のモバイルアプリストアから「信頼できないアプリ」を削除する。8月に米国で「TikTok」「WeChat(微信)」の取引禁止を命ずる大統領令が出されている。

4.クリーンアプリ(Clean App)
中共の指令下にるメーカーのスマートフォンやタブレットが、米国の人気アプリをダウンロードする事を防止する。

5.クリーンクラウド(Clean Cloud)
一般市民の個人情報や企業の知的財産を中共がアクセス可能なシステムに保存・処理されることを防止する。対象はアリババ、百度(Baidu)、中国移動(China Mobile)、中国電信(China Telecom)、テンセントなど。

6.クリーンケーブル(Clean Cable)
米国と太平洋を横断する海底ケーブルに関して、中共企業が関わっていれば接続を認めないように海底ケーブル認可権を持つFCCに勧告する。

というように、ITネットワークからの中共の完全排除を目指している。そして、日本として注意が必要なのは、上記の制裁企業と取引をした場合、その企業も米国との取引を禁じられる事だ。更に、中共の排除については世界の先進国の多くが米国に追従しているから、下手をすると日本の企業は世界中から排除される危険すらある。

これに関してはガースーの訪米で、中共排除に関する共同声明を要求されるだろう。そして2Fと公明党の排除も要求されると言われている。

さーてどうするガースー。

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