今月2日に米韓の高官級協議が開催されたが、韓国はクワッドプラスに不参加、米国の安全保障強化(尖閣・南シナ海の安全保障・中国の軍事的拡張への脅威)に参加しない、という方針で、所謂「米国の踏み絵」を踏まなかった。
それどころか、その翌日(3日)には韓国外相が中共の王毅外相と中韓外相会談を、こともあろうにアモイ(台湾海峡対面)で実施している。この場では今後中韓で軍事的協力関係に関する協議を進め、早急に中韓の防衛大臣・外務大臣の会議(ツープラスツー)行う事が決定された。
加えて、韓国は年内にきんぺいを国賓として招きたいと表明したのだから、これはもう完全に親中・反米を宣言したのと同じだった。
まあ、韓国が中共側となって、日本との関係を打ち切ってくれれば寧ろ嬉しいくらいだが、その反面、日本の敵対ラインが38度線から日本近海(対馬海峡)となり、より強力な自衛手段が必要となる。
しかし今の日本は、与党の自民党の中に親中・反米派がいて、日本の対中強化政策をけん制しているのだから、困ったものだ。
この実情は米国でも把握しているようで、日本政界の癌はいまや与党である2F派と公明党である現実を打開する策を考慮中とも言われている。そして、阿部内閣から政策を引き継いでいると思われたガースーは、実は2Fの傀儡だった事も判明した今日この頃。
さて、米国はどんな手を売ってくるのだろうか?
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