【自衛隊 vs 韓国軍】フリゲート艦

 

海上自衛隊のフリゲート艦もがみ型は既に人民解放軍054Aと比較しているが、性能では圧倒的に勝るが、如何せん現在一番艦が艤装中という状況で、就役に至っていない。
【自衛隊 vs 人民解放軍】 フリゲート艦

それでは今回の主役である韓国海軍のフリゲート艦はといえば‥‥。

現在主流となっているのは仁川(インチョン)級フリゲートで、2008年に現代重工が受注し2015年までに6隻が引き渡される予定だったが、例によって大幅に遅延し、それでも5年後の2013年から何とか1番艦が就役し、その後2016年11月迄に6隻が就役した。

そしてその改良型が大邱(テグ)級フリゲートで、これが中々の優れものだった(笑
大邱級については既にこのブログでその素晴らしさを取り上げている。
韓国海軍フリゲート艦 修理完了から1か月でまた故障

まあ要約すれば

・就役後16カ月間に動いていたのは6ヶ月のみ。
→試験運用中に電気モーターとガスタービンがそれぞれ10回(計20回)故障していたが、バックレて引き渡した
・停泊する港の水深が浅くてスクリューが海底に接触
→自国の軍港の水深より喫水の深い艦を作った設計ミス
・長い修理期間の後、1が月で再度推進システムに不具合。
→騒音が少ない筈のハイブリッド艦が、作戦遂行出来ない程の振動

にも拘らず性懲りもなく2番艦を建造し、昨年12月に引き渡されているようだが、ハテ、まともに動いているのだろうか?

と、まあお笑いぶりは置いておいて、ここで日本のもがみ型と韓国の大邱級を比べてみると
もがみ型:満載排水量5,500トン全長133mx全幅16.3m 出力70,000㎰ 速度 最大30Kn
大邱級:満載排水量3,952トン全長122mx全幅14m 速度 最大30Kn

と言う事で排水量は、大邱級に対してもがみ型は1.5倍であり、言い換えれば大邱級はフリゲート艦としては小さい。おっと、同じくらいの大きさのフリゲート艦があった。それは中共の054Aで、まあ仲の御よろしい事で‥‥。

速度についてはスペック上ではどちらも最大30Knとなっているが、大邱の場合は振動が大きすぎて30Knどころか、マトモに巡航すらできない状態だから、最大速度云々なんてちゃんちゃらおかしい。

そして上の写真を見ると、大邱も一応見かけは最近のステルス性能を持ったっぽい形状をしてはいるが‥‥。

乗員数はもがみが90名で大邱は140名。これはもがみが大幅な自動化により少ない乗員で運用できる設計になっているためだ。

また双方共にディーゼルエンジン2機に加えて、加速用のガスタービンエンジンを1機備えており、ガスタービンはどちらもロールスロイス製を使用している。それなのに、何故に韓国艦は盛大な振動のともなうのだろうか?

実は回転数の大きく異なる2種類のエンジンを使用するために減速機の製造が極めて難しい事から、恐らく韓国の減速機がガラクタなのだろう。これに対してもがみでは川崎重工業による国産品が使われており、これが極めて優秀な事から両国に大きな差が付いているのだった。

例によって「日本に勝つニダ」とか言って出来もしないガスタービン併用なんぞを採用するから、危険な程の振動を発するのだろう。

ところで、韓国軍のフリゲート艦って、一体に使うのだろうか?

陸続きの北朝鮮相手には必要ないよねぇ。

となれば、って、韓国の仮想敵国は日本である事は誰でも知っている事。

そんな国に間違っても通過スワップなんてしないよねぇ。相手は何とか日本の助けを借りようと必死なようだが、仮想とはいえ敵国からの援助で生き延びようなんて‥‥。

全くどうしようも無い国だなぁ。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です