中共三峡ダムの危機は脱していなかった 上海は赤色警報発令?

 

一時期は崩壊の危険も指摘されていた三峡ダムだが、その後話題も収まった事から既に危機は脱出したのかと思っていたら、いやいや、神様はそんなに甘くは無いようだ。

というのは20日頃に相次いでYoutubeに洪水の動画がアップされたからだ。ただし、どれもあまり信頼できそうなアップ主ではなく、この手の動画には2ヶ月以上前のピーク時のものをコピーして、あたかも10月中旬以降のように見せているのもあるからだ。

そこで何処か大手のマスコミのサイトは無いかと思って探してみたらば、何と中共の機関紙「人民日報」のネット配信版である「人民網(j.people.cn)」が10月15日付で「三峡ダムの水位が上昇続け地表面の高さに近づく 重慶市」というタイトルで写真を公表していた。

これによると
「長江の重慶エリアでは10月14日、水位が上昇を続け、地表面の高さに近づく「平湖」の光景が再び見られるようになっている。同日、三峡ダムの水位はすでに175メートル近くに達した。」
という事で、成程確かに洪水は収まっていなかった。

なお、表題に挙げた「上海は赤色警報発令」というのはYoutubeの動画にアップされた内容だが、何やら変だと思ったら、7月中旬に起こった内容であり、あたかも今起こっているように勘違いさせる、前述のインチキ情報だった。

確かにアップしたのは今でも、今の情報とは言っていなかった。

あぶない、あぶない。

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