韓国マスコミの報道によると、日本の製鉄メーカーが低価格攻勢で韓国への輸出をしているために、韓国では国内メーカーであるポスコや現代製鉄の不振に比べて、日本製熱延鋼板は落ち込みが少なかったという。
特に自働車や家電に使う熱延鋼板と建築資材用の形鋼の輸入が増えて、その分韓国の製鉄メーカーがピンチだそうだ。
ええ~っ?NOジャパンで庶民は日本製品不買で頑張っているのに、自動車メーカー、すなわちヒュンダイグループは日本から鋼板を買うなんて‥‥これぁとんでもない非国民で、幹部は親日罪で逮捕だな。
クルマというのは1トン以上という個人が買うモノとしては圧倒的に重いが、これはその殆どが鉄で出来ているのが原因だ。という事は、少しでも安い鉄を使わないと原価低減が出来ない訳で、まあぶっちゃけ、日本製だって安ければ知らん顔して使うのだろう。
加えて、自動車のボディーというのは複雑なプレスをするので伸びに強い事と、外板は微妙なラインに美しく光が反射するように奇麗な面が出来る事が必要で、この点では低価格とはいえ中国製の品質は悪く、日本製の鋼板は圧倒的に品質が高い。現代(ヒュンダイ)自動車は現代製鉄と同系会社なのに、ヒュンダイ ジェネシス自慢の美しいプレスラインは日本製鋼板を使った結果だったりして(笑
という訳で、安物用には中国製鋼板が強く、自動車の外板等は日本製となると、韓国の製鉄会社は確かに厳しい経営状態が続くだろう。
それもこれもNOジャパンを実践しないカーメーカーが悪いニダ、とか言わないのかな?でもまあヒュンダイ車の価格アップも困るだろうし。
いや待てよ、韓国の上流社会ではレクサスを買うのが常識だから、本音としてはヒュンダイなんてどうでも良かったりして‥‥。
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