台湾軍が高雄の海軍基地(左営基地)で実施した中国軍の上陸を想定した迎撃訓練は、台湾の定例大規模軍事演習「漢光演習」(漢光42号)の一環として行われた模擬実戦訓練だ。
頼清徳総統が現場を視察し、指揮体制や実戦対応能力の検証が行われた。
🔷訓練の主な内容と特徴
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1.敵部隊海岸上陸のシノリオ想定
• 上陸突破の想定:中国人民解放軍の部隊が海からの攻撃を経て、一部海岸線へ上陸・侵攻した緊急事態を設定。
• 拠点防衛・臨戦対応:基地および周辺海岸領域への侵入に対し、即座に水際で迎撃・無力化する対応手順が確認された。
2.無人機と特殊作戦突撃艇の連携攻撃
• 異機種・異兵種の共同作戦:迎撃にあたり、特殊作戦突撃艇(特殊作戰突擊艇)と無人機(ドローン)を連動させた戦術を実演。
• 索敵から打撃まで:無人機で敵の位置情報や動きをリアルタイムで把握し、高機動な突撃艇と連携して上陸部隊を挟撃・阻止する現代的な無人・有人複合戦術が検証された。
3.高速ミサイル艇からの無線訓示・指揮確認
• 最高指揮官による直接視察:頼清徳総統自らが高速ミサイル艇(光華6号等)に乗船。
• 無線を通じた全軍訓示:艇上から無線で乗組員および演習部隊に対し訓示を行い、「指揮連携の強化」「臨戦対応能力の維持」ました。
🔷演習全体の背景と狙い

今回の迎撃訓練が実施された演習「漢光」は、演習を装った中国軍の急襲やグレーゾーン戦術、主要港湾への攻勢に対して、初撃耐性・戦力保存・統合指揮の継続性を確認することに主眼が置かれている。
特に高雄海軍基地は台湾南部における重要拠点であり、民間・軍事・都市防災を包括した強靭性検証とあわせ、実効的な水際阻止能力を示す狙いがある。