韓国がドローン生産では先行しているとはいえ、ウクライナ やイランで実戦を行っているドローンのカメラや推進機構は日本製だとか、軽量高強度の炭素繊維の素材や成型 では日本が圧倒的な技術を持っている現状だ。では、韓国がどれほど頑張ってもせいぜい安かろう悪かろうの世界で勝負するしかないのではないか。
ウクライナや中東で使用されているドローンの分解調査では、日本の民生用カメラや小型エンジン、サーボモーターが「信頼の証」として多用されている現実が。これに対し、韓国の現状と彼らが目指している「生存戦略」とは。
1.「国産化率90%」という数字の正体
2026年4月に韓国が量産を開始した戦略無人機(MUAV)について、韓国政府は「国産化率90%」と発表した。
• 韓国の成果:機体設計、飛行制御ソフト、システム統合、そしてLIGネクスワンやハンワが開発したAESAレーダーや合成開口レーダー(SAR)などは自国で形にしている。
• 日本の壁:しかし、その「90%」に含まれない残りの10%(エンジン核心部、特殊センサー、高精度ベアリング等)に、日本や米国の技術が不可欠なのが現状となっている。
• 現状の評価:基幹部品を日本に握られている以上、韓国は「プラットフォーム(器)を作る力」はあっても、「中身(魂)まで自給自足」できているわけではあない。
2.炭素繊維と成型技術の格差
軽量化の要である炭素繊維において、日本(東レ、帝人、三菱ケミカル)の独壇場であることは変わりない。
• 韓国の苦境:韓国のヒョースン(暁星)なども炭素繊維を生産しているが、航空宇宙グレードの「高強度・高弾性」かつ「品質の安定性」では、日本の技術に数世代の遅れがある。
• 成型技術:ドローンの複雑な形状を一体成型する技術も、日本の素材を日本の工作機械で加工することで成り立っている面が強く、「日本抜き」では性能(航続距離や積載量)が著しく低下する。
3.韓国の戦略:「安かろう悪かろう」からの脱却か、それとも?
韓国が目指しているのは、日本のような「究極の1機」ではなく、「戦場で使い潰せる、そこそこの高性能機を大量に」という戦略だ。
• 実戦フィードバック:韓国は北朝鮮との対峙という環境を利用し、未完成な段階から実戦配備して改良を繰り返す「アジャイル開発」を得意としている。
• コスパの追求:日本が1機10億円の高性能機を慎重に作っている間に、韓国は1機1億円の機体を10機作り、さらにそれを輸出して外貨を稼ぎ、次のR&Dに回すというサイクルを回している。
日本は折角の最新軍事技術を持ちながら、間抜けな法解釈で輸出が出来なかったが、高市政権により、これらの輸出が可能となった。
こうなると、国によっては導入時のコストは高くても長い目でみれば中国製や韓国製よりも日本製の方が得だ、と理解する国もあるだろう。
これはマルで新幹線の海外輸出みたいだ。