米国は「トスカ」に続き2隻目のイラン船舶を拿捕





米軍は2026年4月19日に発生した貨物船「トスカ(Touska)」の拿捕に続き、2隻目となるイラン関連船舶を拿捕したことを発表した。この一連の動きは、米軍が展開している対イラン海上封鎖作戦「オペレーション・エピック・フューリー(Operation Epic Fury)」の一環だ。

この2隻目の拿捕について、現在判明している状況は‥‥。

1. 2隻目の拿捕船舶:M/T ティファニー (M/T Tiffany)
米国防総省は2026年4月20日夜(現地時間)、南アジア沖の公海上でイランに関連するタンカー「M/T ティファニー」を拿捕したと発表した。

• 作戦内容:米軍のヘリコプターがタンカー上空でホバリングし、特殊部隊がヘリボーン(降下作戦)によって船内に突入、無傷で制圧した。

• 理由:米国は同船が制裁対象であるイランのネットワークに物的支援を行っている「制裁違反船」であると主張している。

• 貨物の疑惑:ロイター通信などは、この船に軍民両用(デュアルユース)の物資が積載されていた可能性を報じている。

2.イラン側の反撃と現状
米軍による相次ぐ拿捕に対し、イラン側(IRGC)も即座に対抗措置をとっている。

• 報復としての拿捕:4月22日、IRGC海軍はホルムズ海峡において、航行ルール違反を理由に「MSC フランチェスカ」と「エパミノンダス」の2隻を拿捕したと主張した。

• 高まる緊張:トランプ大統領が停戦の無期限延長を表明した直後の出来事であり、海上封鎖を続ける米軍と、それに激しく抵抗するイランとの間で「拿捕の応酬」が続いている。

ドラマ「シールチーム」のような光景が、まさにこの「ティファニー」や「トスカ」の制圧で現実に行われている。米軍は衛星やドローンで封鎖網を抜ける船を特定し、夜間や洋上でのヘリボーン作戦によってピンポイントで船を「乗っ取って」いる。対するIRGCも、高速艇を使って商船を襲撃・拿捕するという、彼ら得意の「非対称戦」で応戦している状況だ。

日本のマスコミはイランによる報復としての拿捕は「大喜びで」報道しているが、米国による2隻目の拿捕については殆ど報道が見当たらない。

悔しくてとても報道できないのだろうか?