韓国が新型短距離弾道ミサイルを試射

 

今年の3月24日に韓国の国防科学研究所(ADD)安興(アンフン)試験場沖の海上臨時発射場で玄武4弾道ミサイルが試験発射された。このミサイルは2017年のトランプ大統領との電話会談で弾頭重量制限解除に合意した事で、射程距離は800kmだが弾頭重量が3トンと従来に比べて4倍になった。

さてその新型ミサイルだが射程800kmでは中国や日本の防衛識別圏に入ってしまうために、正常な角度よりも高い角度で発射し、高度を高めるためにその分飛行距離が減ることで韓国領域での試射が可能となる、という。しかしそのためには大気圏を抜けてからの再突入技術などが必要となるが、これらの技術を習得するというメリットもある。

さてそのミサイル試射だが、2発中の1発は予定通りの目標水域の海上に落下した。しかしもう1発は失敗の終わったという。ふ~む、ふむ。やっぱり韓国の大気圏再突入での失敗とかがあったのか?まあ韓国の大気圏再突入技術はまだまだなのだろう、と思ったら‥‥何と‥‥

もう1発は「不発!」だった。えっ、要するに発射出来ない、スカだったという事か。

いやまあ不発はまずいでしょう。

北朝鮮では既に大陸間弾道ミサイル(ICBM)火星15型で弾頭重量1トン、最大射程距離が1万3000キロを実現しているのに、韓国はやっと300kmで、しかも1発は不発という状況には、流石に懸念をしている韓国軍関係者もいるようだ。

ところで、韓国は射程800㎞のミサイルを開発してどうするのだろうか、といえば、それは当然日本がターゲットだろう。800㎞といえば韓国から名古屋くらいまでが射程に入るし、北朝鮮に対してなら800㎞もの射程距離は必要ない。

ということで韓国の仮想敵国は日本、というのはまあ今更でも無く、以前からバレバレの状態だ。そして少なくとも2発撃てば1発は何とが発射できる訳で、これぁ日本も警戒しないと‥‥。尤もちゃあんと目標に向かって制御できるかは別の問題だし、その前に発射準備を察知されずに不意打ちで発射できるのか、とか、まあ心配する事はない。

何たってお笑い韓国軍の事だから、実戦となると何故かミサイルが目標を勘違いして自国の軍事施設を攻撃するとか?冗談抜きでありそうだ。

例えば韓国軍の最新式イージス艦の自動迎撃するシステムはイージス艦自身の甲板も射程に入っていて、ミサイルは自動的に一番近い目標である自艦の甲板上のヘリコプターを攻撃してしまうとか、等等‥‥。
【自衛隊 vs 韓国軍】イージス艦

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