同志社国際高校の沖縄への修学旅行(平和学習)において、生徒が希望するテーマに沿って分かれた「選択別コース」は全て左翼運動に関連しているとも伝えられている。しかし、具体的な行き先については、学校側が記者会見や公式説明で全てを公表しているわけではないようだ。
とはいえ、報道や学校側の説明から、今回の「辺野古コース」以外にどのような視点でコースが組まれていたのか、その傾向と一部の具体的な内容が判明している。
判明しているコースの構成
2026年3月の修学旅行には約270人の生徒が参加しており、そのうち18名が問題となった「辺野古コース」を選択していた。全体では十数カ所(12〜15前後と推測されます)のグループに分かれていたとされている。
現在までに報道等で言及されている主な学習テーマや行き先は以下の通り。

「平和学習」の内容はすべてが左翼的という件については以下の背景が関係していると考えられる。
・「平和学習」の協力者:学校側は会見で、辺野古コースの案内を「日本基督教団の牧師(抗議活動の中心的メンバー)」に依頼していたことを認めた。同志社はキリスト教主義の学校であるため、ネットワークを通じて基地反対派の市民団体や活動家が「語り部」や「案内人」として協力するケースが多い。
・「当事者の声」を重視する教育方針:同校の教育方針として「現地で活動している人の生の声を聞く」ことが重視されているという。その結果、基地に批判的な視点を持つ団体(一坪反戦地主会や平和運動センター関連など)への訪問がプログラムに含まれやすくなっている、とも指摘されている。
・学校側の説明:学校側は「特定の政治思想を植え付ける意図はない」としつつも、今回、保護者に対してボートが「抗議船」であることを明確に伝えていなかった点について、教育活動としての透明性や安全管理の不備を認めている。
現状の整理
現時点では、辺野古以外の十数カ所の詳細なリストは完全に特定されていない。しかし、多くのコースにおいて「沖縄戦の悲劇」や「米軍基地による被害」を、現地の反対運動に携わる人物から学ぶ形式が取られていた可能性が極めて高い。
そして当然ながら、今回の事故をきっかけに、学校側の「平和学習」が教育の中立性を保っていたのか、また安全確認を活動家に委ねすぎていなかったかについて、大きな議論が起きている。