シャープマスク販売 抽選方式でも繋がらず

マスク不足に対応しようと異業種の大企業であるシャープが製造したマスクが一般にも販売されるようになり、大いなる期待と共に始まったネット販売だったが、アクセス集中で全く繋がらず、僅か2日で終了。この痛~い経験から今度は抽選方式とし、27日の午前0時から24時間の間にネットで申し込む方式となった。

やれやれ、これで今度は兎に角申し込みだけは出来そうだ、と思ったがそれが甘かった!

始まりの午前0時と共にアクセスしてみたが、入力を送ったところで先に進めず。直ぐにもう一度やったら今度は確認画面が出て、やれやれこれで行けそうだ、と思ったが確認を押しても先に進まず、挙句にタイムアップで終了。複数の申し込みは違反というが、果たして確認ボタンで受付けられたのか、それとも再度最初からやり直しなのかも判らないという、相変わらずの筋悪サイトだった。

その後は増々繋がらず、まあ午後になれば何とかなるかと思ったが状況は変わらず、遂に28日0時となり申し込み終了、チーン。

全く何をやってるんだか。途中繋がらない状況も表示が違ったり、アクセス拒否になったり回線混雑の表示が出たり、はたまた入力画面も途中で変わったりと、どう考えても慌ててソフトを弄った事で返って傷口を広げている感じだった。それに繋がらないにしても毎回状況が違うしブラウザを代えるとまた少し違うなど、どう考えても出来の悪いアクセス制限により更にアクセス数が増えているという最悪の事態が想定できる動き方だった。

全く台湾の傘下となったとはいえ未だ一流企業の部類なのに、このIT能力の無さは何なんだ。と思ってよく考えてみたらばこれを運営しているのは子会社のココロライフという子会社だった。まあねぇ、そんなもんでしょう。それで今そのサイトを見たらば未だに第一回応募の画面のままだった。

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考えてみればシャープの社員でココロライフ出向なんて事になったらば人生の終わりだろうし、実際の運用は下請けに丸投げとかで、しかも3流のシステム屋を安く使うとか‥‥あっ、いや単なる妄想ですが、長年サラリーマンやっていると、引退しても何故か状況が目に浮かんだりして‥‥。

ところでこのシャープのマスクだが、税抜き送料別で50枚入り2,980円という価格はハッキリ言って高い。これは高値になってしまった中国製マスクとほぼ同じ価格であり、今後中国製は供給過剰で買い占めた業者が安値で手放す事でまともな価格になると期待したが、このシャープの価格は逆に市場価格を高値安定にしてしまう原因となるだろう。

全く日本の足を引っ張るシャープ。まあそんな事だから事実上破綻したし、優秀な人材はその時に逃げてしまったのだろうなぁ

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