ベネズエラは中国製のレーダー網を持っていたが、米軍の攻撃では全く機能しなかった。
そして今回、イランも中国製最新鋭レーダーYLC-8Bを装備するにも拘わらず、これまた全く機能せず、易々と侵入した爆撃機により数十人の高官が簡単に殺害されてしまった。
この無力な YLC-8Bレーダーとはどのようなものなのか。

主要な特徴
・対ステルス性能(Anti-Stealth):UHF(超高周波)波長を使用するため、ステルス機の形状による電波吸収・分散効果が効きにくく、F-35やB-2といったステルス目標の探知に長けているとされる。
*そのB-2は全く気が付かれることなく政府の最重要施設を爆撃した。
・長距離探知:通常の航空機に対しては500km以上、弾道ミサイルなどの高速・低RCS(レーダー反射断面積)目標に対しても広範囲での探知・追跡能力を持つ。
・3Dフェーズドアレイ:全コヒーレント・デジタルパルス圧縮技術(信号の位相情報を保持したまま、デジタル信号処理を用いて高精度なパルス圧縮を行う技術)と移動目標検出技術(MTD)を搭載したAESA(アクティブ・フェーズドアレイ)レーダーであり、目標の高度、方位、距離を同時に高精度で測定できる。
・高い機動性:アンテナは折り畳み式で、迅速な展開・撤収が可能(約30分でセットアップ可能)。
と立派なスペックだが 結局今回、米国のEA-18Gグラウラーのような高度な電子戦・ジャミング能力を持つ航空機を使われると、全く使い物にならない事がバレてしまった。

まあ、レーダーに限らず、中国製の兵器の殆どは見掛け倒しで使い物にならないのは容易に想定できたから特に驚かないが、中国に騙されて高額な兵器を売りつけられたどころか、いざとなったら役に立たずでは踏んだり蹴ったりであり、中国に対する信頼も一気に崩れていいるところだ。