北朝鮮の新型駆逐艦がミサイル搭載の最新鋭イージス機能あり?




キム・ジョンウン(金正恩)総書記が新型駆逐艦の進水式に出席した、と北朝鮮の国営テレビが伝えた。例によって娘も同伴しているが、久しぶりに見ると随分大きくなって、子供丸出しではなかった。

この新型駆逐艦は5,000トン級で、最近ではフリゲートと呼ばれて各国の主力となっているサイズで、金総書記の演説では超音速戦略巡航ミサイルや戦術弾道ミサイルを搭載するという。韓国メディアは専門家の分析としてミサイルの垂直発射装置の数が合わせて74に上ると伝え、核弾頭を載せたミサイルを搭載した場合には、北朝鮮は海上からの核攻撃が可能な艦艇を保有することになる、と指摘している。

艦の外観を見ると、ステルス性を考慮した最近の新型イージス艦と近似した形状だ。

それにしても、国民の多くが餓死寸前という超貧乏国の北朝鮮が、何故に最新のミサイル駆逐艦を持つ事ができるのだろうか。

資金とともに技術力的な援助もどこからが受けている筈で、それは恐らくロシアだろう。そこで、ロシアの同クラスのフリゲートはというと、アドミラル・ゴルシコフ級で、写真下を見ても成程北朝鮮の新型と似ている。

そして日本の海上自衛隊はもがみ型護衛艦。護衛艦なんて呼んでいるが、豪海軍も採用を検討している世界最先端の最新鋭ステルス型フリゲート艦であり、外観を比べただけでも他国に圧勝している。

では、中国はといえば、054型フリゲートで、アドミラル・ゴルシコフ級に似ているというか、これまた劣化コピーだろうか?

ところで、韓国のこのクラスの駆逐艦は李舜臣級駆逐艦で、基準排水量4,400トン、2003年より就航している。

しかし、ウリらも小型イージス艦を持つニダ、と例によって見栄を張って、2030年までに6隻の実戦配備をするという「目標」を掲げて、8兆ウォン規模の事業を導入しているが、共に民主党の圧力で度々延期となっている。

そういえば、より大型の自称イージス艦「正祖大王」は2022年に進水するも、抱腹絶倒のお笑い兵器で、世界の笑いものになったが、その後はどうなっているのだろうか?

調べてみたらば、目出度くも昨年12月に就役式典が行われたようだ。それでは、今現在は海軍で実践配備されているのか、と思ったら、今年の年末までには配備される予定‥‥だとか(笑