CNNといえば、日本のマスコミの多くが参考にしている事から、我々としても世界的にメジャーな報道機関だと思っていたが‥‥
なっ、なっ、なんと
CNNは、2024年8月米ニールセン社の調査では同月のプライムタイム視聴者は平均48万6,000人、25~54歳までの平均視聴者数は14万4,000人と2005年以来最悪だった。
50万人といえば、日本の有名ユーチューバーと大して変わらない数字だ。例えばNHKニュース7の個人視聴率は8%程度だから、1億人の8%といえば800万人であり、CNNの16倍も視聴されている事になる。
要するに、そんなマイナーなCNNが米国を代表するかのように、メインの取材源としているのが日本のメディアだった。
テレビ局の経営状況は極めて厳しく、人材も予算も無い事から、取材に出ない通称「こたつ記事」というのが一般化してるのだが、そのネタが米国とはいえマイナーなメディアだったのは、要するにDSベッタリ、反トランプにピッタリだからという事もあっただろう。
そんな事をやっているから、益々テレビ離れが進み、それがまた番組のレベルが下がる原因になるという、まさに負のスパイラルに陥っているのだった。