前代未聞 10時間超のフジテレビ会見




昨日行われたフジテレビの会見は、相当の長丁場になるだろうとは思っていたが、まさかの10時間超えという、前代未聞の出来事となった。

今日の未明に目が覚めた時、念のためにYoutube を見たら、あれっ、これって「LIVE]?

勿論直ぐにまた寝たが、どうやら深夜の2時過ぎまでやっていたらしい。

昨日、始まった頃にライブを少し見ていたが、答える方もどうしようもないが、質問者がこれまたグタグタと何を聞きたいのか判らないし、長々と持論らしきものを述べたりで、お前の意見なんか聞きなくねぇよ、という質問者ばかりで、マスコミのレベルさもさらけ出してくれた。

テレビ局というのは、経営陣にまで出世するのが制作畑の名プロヂューサーなどであり、言い換えれば経営は素人だ。これが例えば自動車メーカーだったらば、有名な開発者が経営者になる事は先ず無い。例えばスカイラインの開発で有名な桜井眞一郎氏の晩年は、日産の役員ではなく子会社のオーテックジャパンの社長だった。

要するに、開発者としは優秀であり、会社を支えてきた人物だが、巨大企業の経営者としては適していない、という事なのだろう。尤も、それでは日産の経営陣は優秀かと言えば、とてもそうでは無い事は明らかだが‥‥。

話をフジテレビに戻して、フジに限らずテレビ局は公共事業という名目もあり、戦後一等地の土地を格安で手に入れていて、現在ではこれを使って不動産業を営み、それでテレビでの赤字を埋る事で何とか経営が成り立っている状態だ。

ところが不動産業と言っても、これまた素人集団であり、本来出せる利益の数分の一しか稼げていない、と言われている。また、本業のテレビにしたって、くだらない番組で視聴率を稼ぐというワンパターンであり、これまた折角の放映権を有効に使っていない状況だ。

そこで、不動産とメディアを分離して、それぞれがその道のプロによる経営とすれば、物凄い躍進をするのではないか、という事なのだが、ハテ、どうなる事やら。