事実上、司法が左右に分かれてしまい、国として機能していない韓国だが、こんな状況を黙って見過ごす筈が無いのがお隣の中国。
中国は最近、黄海の中韓暫定処置水域に無断で大規模構造物を設置した事が判明した。この暫定処理水域は中韓両国の排他的経済水域(EEZ)が重なっている事で境界線の確定を留保している水域だ。
中国は昨年末の韓国での非常戒厳以降、韓国の政治が大きく混乱している隙を狙って構造物設置に乗り出したという事は、今後は黄海の領有権を主張するだろう。
これは中国が南シナ海で行った事と全く同じ結果になるだろう。中国は南シナ海に7つの人工島を作った後に、この海域を自国の領海だと宣言して現在に至っている。
さらに黄海では、構造物の建設とともに、中国の軍艦が韓国の管轄水域に入る事も増えているという。
韓国は国内で与野党による内乱状態だが、そんな事をやっていれば喜ぶのは中国であり、気が付いたら黄海の各地にミサイル基地などが出来ていた、何て事になりかねない。全く、何をやっているのやら。