トランプ次期大統領がグリーンランドをアメリカが所有すべきだという主張を行っているが、多くは本気でやるとは思ってはいないようだ。
しかし、米国がグリーンランドを所有するメリットは多いだろう。そこでChatGPT先生に聞いてみた。
ChatGPTによる回答を要約すると
1.地政学的な優位性
・北極航路の支配
・防衛と安全保障
2.資源開発の可能性
・希少金属と鉱物
・エネルギー資源
3.化学研究と環境保全
・北極圏研究の拠点
・環境資産の保護
4.経済的・観光的メリット
・観光産業
・地元経済の発展
5.外交的影響力
というメリットが提示された。
さて、それではグリーンランドの地政学的な状況を検証すると
う~ん、これは確かに米国の安全保障上も極めて重要だ。また、カナダは米国の州になるべきだという発言もしているようだが、そうなればロシア、欧州までが隣国となってしまう。
とはいえ、デンマークはとんでもないと否定している。
だがしかし、デンマークという小国にとって、グリーンランドを持っていても何のメリットも無い。いくら資源が豊富とは言え、デンマークの技術と国力では、ここで採掘をする力は無い。
まあ本音としては、良い値で売れれば決して悪い話ではないのだが、それには国民を納得させる必要があるだろう。そこでトランプ氏が、売らないならデンマークには超高関税をかけるぞと脅せば、国民もトランプならやりかねない、デンマーク経済が崩壊してしまう、とビビッて、売却に賛成するかもしれない。
普通の元首なら決してやらないようなことでも、トランプ氏ならやりかねない、と思わせる雰囲気こそが戦略なのだが、これこそがトランプ氏の戦略だろう。
そのトランプ氏の就任式まであと3日程度。
いよいよ、新しいアメリカが始まるのだろう。