中国Huaweiは26日深センで開催した製品発表イベントで、新フラグシップスマートフォン「Mate 70」シリーズを発表した。
Mate 70シリーズのOSはAndroidではなく、独自の「HarmonyOS Next」を搭載する初のスマートフォンで現在、中国以外での発売については発表されていない。
HarmonyOS NextはHarmonyOSアプリを実行するためだけに構築されており、Android Open Source Project(AOSP)コードは含まれていないために、従来のAndroidアプリは利用できない。
androidはソフトウェアを構成するプログラムのソースコードが公開されているオープンソースコードだが、それなら何故にandroidも使えるようにしないのか? 実は米国の制裁で中国からGoogle Playストアを利用できないために、中国のユーザーは新たなandroidアプリを入手出来ないという事情もあるようだ。
ファーウェイなど中国のメーカーのスマホは、米国の制裁により最先端のCUPが入手できず、独自にCPUを開発し製造しているといっても、製造技術が古いために、旧世代のCPUしか作れない筈で、さて、それでどんなものが出来るのだろうか?
加えて、今度は独自のOSというが、まあ、どうせソースが公開されているandroidをパクったパチものOSだろう。このスマホにより中国はAI端末として世界を狙う、とか言っているようで、何しろ「新型AIチップ投入でNVIDIAに対抗するあるよ」とか公言しているくらいだから、キンペイは本気で中国のAIが世界を制覇すると思っているのかもしれない(笑
まあ、それでも、中共政府としては国民監視ソフトを強化するなどには、独自OSは都合が良いのかもしれない。