妻同士敵対する相手の家については、もっと小さいが
室内のセットはは似たような作りになっている。
流石にこれは無理がある。
もう一つ気が付いたのは、先ほどのヒロインの家のリビングのセットを見ると
あれっ、柱の色やカーテン、調度品などは変えてあるが、基本的には同じセットの使いまわし。
そして、更に突っ込めば、こんな大豪邸の豪華な一室にしては、調度品がショボい!
実はこのセレブの街の撮影は、神奈川県横須賀市と葉山町にまたがる「湘南国際村」でロケをしているという。
グーグルアースで調べてみたらば、なるほど湘南国際村の住居地区でのロケに間違いないようだ。
そこで、更に上の2つの家をグーグルアースで調べてみたらば
おおっ、見っけぇ~。
殆ど隣り合うくらいの家を借りて屋外の撮影をしていたのだった。なお①の家は、この住宅地では1~2位を争う例外的に大きな家のようだ。セレブの街というならば、このくらいの家が当たり前、というくらいで無いとねぇ。
日本版がショボいのは、韓国版に対して予算が1桁少ない事が大きな原因だという。日本の地上波TV局の経営状態の悪さを考えれば、まあそうなるのだろうが、これがまた負の連鎖を生んでしまうのが辛いところだ。
他にも突っ込みどころは満載で、あんな豪華なパーティーを自宅で催すのに家政婦が一人もいない。あれだけの料理を妻が一人で用意するとか‥‥有り得ないでしょう(笑
そして、セレブ妻たちの夫は同じ大学病院に勤務するエリート医師というのだが、いくらエリートとは言え大学病院の勤務医がこんなセレブの豪邸に住めるというのも有り得ない事だ。
また、受験戦争が高校から大学までが一貫教育の医大、すなわち高校受験する中学生の話なのだが、これまた一般的でない。では、韓国版はどうかといえば、あちらは普通に名門医大を狙う高校生の話となっている。まあ、韓国版との違いを出したかったのだろうか?
それにしても、韓国の大ヒットドラマを日本版にリメイクして、落ち目のテレビドラマからの脱却を狙うという情けなさ。しかも、結果は大したヒットはしなかった(笑
だだし、細かい事は抜きにして純粋にドラマとして楽しむには決して悪くない。何よりセレブ妻を演じる女優達の演技力は充分なのが救われている。
このドラマ、テレビ放映は来週が最終回となりようだ。
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