カイロ発時事によると、パレスチナのイスラム組織ハマスは31日、最高指導者ハニヤ氏がイランの首都テヘランで殺害されたと発表した。
最初にこれを聞いた時には、またガセじゃないのかぁ、と思ったが、イラン革命防衛隊も同じくハニヤ氏の暗殺の報じているから間違いないだろう。ハニヤ氏がイランの首都に滞在中に暗殺されたという事は、イランからすれば面子丸潰れであり、当然ながら報復を仄めかす強い口調の反論があるだろう。
ところか、今回の暗殺方法はといえば、イラン国外からのミサイル攻撃でハニヤ氏の就寝中の午前2時にピンポイント攻撃で殺害したようだ。これってイランからすれば、自国内のどこにいてもミサイルのピンポイント攻撃で要人が暗殺されるという事であり、内心はかなりビビっているらしい。
日本のマスコミは反イスラエルであり、ハマスはしかたなくテロをやっているという論調だが、ハマスはパレスチナ人の支援なんて口先だけで、幹部は紛争地区にはおらず、集めた金で贅沢三昧というのが本当のところらしい。
まあ、イスラエルにとっては未だに多くの自国民が人質になっている現状では、徹底的にハマスと戦うのは当然だが、ガザ地区への攻撃はハマスが病院や学校を軍事基地にしている事から民間人の犠牲者もでるために、反イスラエル側の丁度いい批判対象になっている。その面ではハマスの幹部をピンポイントで殺害した今回の方法は、極めて効果が大きい事から、今後も続けるだろう。
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