円安でドルが2倍になっても輸入品はその割に上がらない

 

遂に1ドル160円に突入した為替レート、これに対して経済学者の高橋洋一氏が『円安上等。1ドル300円でも誰も文句言うはずない』と言った事に対して、インフルエンサーのHが「輸入品の価格は2倍以上。電気代も上がります」と言ったが、果たしてそうだろうか?

そんな筈が無いのはチョイと考えれば判るが、説得力を増すために現実のデーターで示してみよう。

サンプルとして選んだのは、輸入車の定番であるBMW3リーズ。その中ではベースグレードとなる318iについて、ドル円レートと販売価格を調べてみた。

結果は、ドルが1.3~1.4倍になっても、3シリーズの価格は精々1.16倍程度だった。

まあ、これは時間差あがるので、円安が進んでも直ちに反省されるわけではないが、それにしてもドルの値上がり率の割には販売価格は上がっていないのは間違いなかった。

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