東京都知事選 小林興起氏が立候補取りやめ田母神氏を応援

 

東京都知事選への立候補を表明していた元衆院議員の小林興起氏(80)は16日、出馬を取りやめる意向を明らかにし、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)の応援に回るとか‥‥。

小林氏は衆議院議員時代に郵政民営化関連法案に反対したことで、2005年の衆院選で小泉純一郎首相(当時)が刺客として小池ゆり子氏を擁立したことで落選したという、小池氏とはいわく因縁のある関係だった。

その後、2009年の衆院選では民主党から出馬し当選を果たした。ところが、2012年には消費税法案の採択で党の方針に反対票を投じ、その後民主党を離党した。2016年の衆議院選では「国民怒りの声」公認候補として立候補したが落選。

2019年には黒川敦彦らとともに政治団体「オリーブの木」を結成したが、役員人事や政治手法、歴史観や共通政策の違いを理由に脱退。オリーブの木はその後「つばさの党」と改名している。

おっと、話題のつばさの党にも絡んでいたのだった。

2021年には政治団体「新党やまと」を結成し、同年の衆院選に立候補したが、立民・自民・維新の候補にボロ負けして4位だった。

そして今回、東京都知事選挙に立候補を表明していたのだが、取りやめたという事だ。

そうは言え、既にオワコン状態の小林氏が立候補を取り止めて田母神氏を応援したところで、田母神氏に当選の可能性が出て来る筈も無く、まあ、多少は保守票を小池氏から奪う事で、喜ぶのはソ蓮舫だけだが、そのソ蓮舫も当選には至らないだろう。

いや、まかり間違って蓮舫知事なんて事になったら、美濃部都政以来の東京都破壊となってしまう。

それにしても、極悪を防ぐ為に最悪を選ばなければならないという状況とは‥‥。

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