韓国の文在寅前大統領が6月9日に出版した回顧録で、2017年に北朝鮮が弾道ミサイルを繰り返し発射して以降、日米韓首脳会談で当時の安倍晋三首相が韓国に住む日本人や米国人を退避させる訓練が必要だと主張した事について不快感を示し、韓国に対して「爪のあかほどの配慮もない」と記した、と伝えらえた。(北京共同)
その文ちゃん、未だ娑婆で大きな顔をしてられるのは、韓国国会は野党が過半数をとっている捻じれ状態である事が大きな原因だろう。もっとも、子分の共に民主党・李在明代表は多くの罪で起訴されている状況だが。
1日の日韓防衛相会談では、韓国海軍の海上自衛隊機へのレーダー照射事件に関する再発防止で合意し、防衛交流を再開しようとしているが、事実解明の棚上げには自民党をはじめとする保守陣営に強い不満が残った。しかも、ここに来て、照射の隠蔽は「文在寅大統領(当時)の指示」だったことなど、一連の経緯を韓国の一部軍人らが非公式に日本側に説明していたことが明らかになった。
韓国軍による自衛隊機のレーダー照射については、既に2年前に文ちゃんの方針があった事が囁かれていたが、それが更に証明された形だ。
2018年12月20日午後3時頃、能登半島沖、日本の排他的経済水域(EEZ)の大和堆と呼ばれる漁場で、通常の警戒監視活動中だった海上自衛隊P1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦(3200トン)から火器管制レーダーを照射された。
.日本のマスコミも「レーダ照射」といっているが、正確にはミサイルの「ロックオン」であり、自衛隊が直ちに反撃体制に入ったり、韓国の駆逐艦に対して、逆にロックオンするのが本来なのだが、まあ、日本には出来ないだろう。これが、米国機相手だったら、どうなっていたか?
それでも当時の日本は、直ちに韓国に強く抗議したが、今の岸田政権だったらそれすらしないだろ。この抗議に対して韓国側は、「作業中にレーダーを使ったが哨戒機を追跡する目的で使った事実はない」とコメントしたが、これは文ちゃんの指示だった事が韓国の軍人筋から暴露されたという事だ。