来月告示される東京都知事選挙には、既に20人以上が出馬を表明している。小池知事は未だ正式に出馬を宣言していないが、有力対抗馬として蓮舫参議院議員が出馬表明していて、世間では「学歴詐称vs二重国籍の戦い」と呆れられている。
この本命に加えて、安芸高田市の石丸市長も既に出馬表明しているが、今度は元航空幕僚長の田母神俊雄氏とタレントの清水国明氏も立候補を表明した。
そして注目されるのが立花氏率いるN国党で、なんと30人の立候補を予定していると表明している。4月11日には新人13人の擁立を発表した。
その後5月23日には、2人追加して15人が立候補予定となったが、30人には至らない可能性も明らかにしている。
N国党は立候補者の供託金を全て党で負担するというが、その理由は、希望者に対して1カ所1万円の寄付で、掲示板に自身のポスターを張る権利を譲るという、アッと驚く戦法に出た事で、これにより供託金を負担してもお釣りが来るという計算のようだ。
ポルタ―枠を販売しても公選法に違反する事は無いそうで、そりゃそうだ、まさかそんな事を想定している訳がないから、禁止事項にならないのだろう。
いや、まあ、立花氏の発想には毎回驚かされるが、そのユニークさは群を抜いている。
それにしても、都知事選のポスター掲示板に30枚以上のポスターが並び、その多くがN国党という、前代未聞の光景が見られるだろうから、この面でも都知事選の話題が沸騰し、結果的に普段は投票に行かないミーハー達が、面白半分でも投票する事で投票率が上がれば、これはこれで価値がある。
加えて、黒川容疑者の獄中出馬も取りざたされているから、これまた前代未聞の珍事となるし、黒川候補に投票する為に投票場へ行くチンピラ層もいたりして、果たして何票とれるかも大いに興味がある。
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