クルマ試乗記の裏話31 【褒めごろ試乗記1】




トヨタは2006年末、フォルクスワーゲン・ゴルフをターゲットとした上級ハッチバック車として、ブレイド(BLADE)を発売した。

小型FF車では定番であるトーションビーム式リアサスペンションではなく、ダブルウィッシュボーン式を採用するなど、欧州仕様と同等になっている。エンジンは直4 2.4L 167㎰と共に、V6 3.5L 280ps搭載モデルも用意された。

この3.5L版は、スペック的にはホットハッチの代表であるフォルクスワーゲン・ゴルフGTI並みのハイパフォーマンスモデルを想像させ、これは大いなる話題となった。

しか~しっ

蓋を開けて見れば、3.5L 280psというスペックが信じられない程に平凡なクルマだった。この車については日ごろ忖度しまくりのモータージャーナリストや自動車評論家の大先生もボロクソの評価をしていた。

あれあれ

こうなったら、世の中の評価に逆らって逆に誉めてやろう。そうだ、例の[褒めごろ試乗記」で扱えばいい、という事にしたが、流石にこれを一般公開するのもどうかと思い、これについては一部の読者に限定した公開とした。ただし、試乗車は3.5Lではなく2.4Lのモデルだが‥‥。

十数年以上たった今、大サービスで一般に公開する事にする。
ブレイド 褒めゴロ 試乗記

実は褒めごろ試乗記にはもうひとつ、クラウンマジェスタがある。

これについては、次回に公開する予定だ。

えっ、ケチなことを言わずに一緒に公開しろよ、だってぇ?

いやいや、何しろ古いフォーマットで書かれているから、現在のブラウザで表示すると不具合もあり、これらをチェックして修正するのも結構面倒なんっすよ。