イスラエルの地上部隊がガザ地区北部へ侵攻を開始した事は速報で伝えたが
その後の状況が伝えられている。
予想通りにイスラエル軍は、最初に北端から空爆を開始して、ハマスの対戦車ミサイル発射拠点や作戦指揮所などを攻撃し完全に破壊している。
攻撃には無人攻撃機が使用されているという。実はイスラエルは独自に開発した無人機を保有している。イスラエルの航空機メーカー、イスラエル・エアクラフト・インダストリーズ (IAI)は無人機開発部門であるMALATが開発した中高度・長時間滞空型IAI herom (ヘロン)だ。
ヘロンは世界中に輸出されていて、その採用国はアゼルバイジャン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、エクアドル、フランス、ドイツ、インド、モロッコ、シンガポール、韓国、トルコ、米国、メキシコという具合で、これぁ、無人機のベストセラーだった。
なお、日本はヘロンをベースとした無人偵察機を共同開発する構想がある、と言われている。
さて、イスラエルの地上軍の進撃だが、先ずは空爆でハマスの拠点を完全に撃破してから、軍用ブルドーザーにより、戦車の侵攻が容易になるように瓦礫を排除してから戦車が入っていくのだろう。
⇒ガザ空爆後に待機している軍用ブルドーザーが凄い!
既に戦車による侵攻も開始されているとも伝えられているが、その映像は未だ公開されていない。
それにしても、世界のトップレベルの無人機を開発・生産できる能力まで持っているイスラエルに対して、盗賊に毛の生えたようなハマスでは、普通に考えれば全く勝ち目はないのだが、そこは人質に加えて住民をも盾に使うという方法で、そう簡単には手を出せない戦法を使っているが、この効果は絶大であり、悪魔の所業にはそう簡単には勝てないという事だ。
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