楽天モバイルが大苦戦

 

楽天モバイルが苦境に立っている。

そりゃあそうだろう。膨大なインフラの必要なモバイル業界に何十年遅れで新規参集するなんていうのは、マトモな方法では成功する訳が無い。

今は充分にメジャーになったソフトバンクだって、最初のころは安いのが取り柄だったが、それを打開する必殺技がアップルとの提携によるiPhoneの独占的取り扱い(当時)だった。当時、話題のiPhoneをいち早く所持したい、というモノ好き(で裕福)なユーザーは意外と居たようで、ソフトバンクのシェアは一気に伸びていったのだった。

それでは、楽天の起死回生策はといえば「0円プラン」で、確かにこれによって一時的にユーザーを増やすことは出来たが、当然ながら経営を圧迫する結果となった。結局、22年7月に0円プランを廃止したが、これにより昨年末の契約回線数は同年3月の時点から12%も減少してしまった。

そんな状況だから、昨年末の楽天グループの決算では純損失が過去最大の3728億円となったのは、勿論モバイル事業の赤字が原因だ。

さて、この状況に対して、契約者からの紹介で楽天モバイルを契約すると、紹介した人に7千円相当、紹介された人に3千円相当のポイントを付与する、という新たなキャンペーンを始めた。

まあねぇ、そんな程度で回復できるとは思わないけど、ねぇ。

結局、楽天は新興企業であり、急成長の次には急減速、という事だろうか?

.

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です