豪州も北京五輪の外交的ボイコットを検討

 

米国はもとより、英国およびEUも北京五輪の外交的ボイコットに向っているが、今度はこれに豪州も加わるようだ。
Australia ponders diplometic boycott of Bijing Winter Olimpics
オーストラリアは北京冬季オリンピックの外交ボイコットについて熟考している

こうなると日本はどうする、という事になるが、どうやら、このままズルズルと引き延ばしてボイコットをしない可能性が高い。ジェノサイド非難決議も日本では出来なかった訳で、こんな事を続けていたら、日本も世界からボイコットをされてしまいそうだ。

そんな状況の中、米NBA(National Basketball Association)のエネス・カンター選手がWSJ(Wall Street Journal)に五輪中止のコラムを寄せた。

WSJの記事は
Enes Kanter: Move the Olympics for Peng Shuai’s Sake
エネス・カンター:彭帥の酒のためにオリンピックを動かす

なお、同記事は例によって会員でないと全文読めない為、その内容を解説した他紙の記事をリンクしておく。
Enes Kanter Calls for Olympics to be Moved from China ‘For Peng Shuai’s Sake’
エネス・カンターは、彭帥の酒のためにオリンピックを中国から動かす要求をします

特にこの中でエネス選手は次のように語っているのが印象的だ。その一部の和訳を記すと
・私たちはまた、道徳よりもお金を優先することをやめなければなりません。
・私たちが「誤った情報を与えられている」または「実際に教育を受けていない」と主張することは、もはや言い訳にはなりません
・中国政府の虐待について学んでみてください。私たちは皆、より良い同盟国となり、連帯することができます。

そして、女子テニス協会が彭帥への懸念を表明したことを称賛し、IOCは「彼女の事件に関する中国の国家メディアのレトリックを衝撃的に反響させた」と付け加えた。

他にも実に的確な指摘をしているので、一度上記のリンク先を参照される事をお勧めする。

それにしても、日本の自民党は困ったものだ。保守本流の政権与党に中共の政策を支持する議員がいる何て、これぁ来年の参議院議員選挙で何とかしないと。

いや何ともならないか?

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