韓国ではEV廃バッテリーを国内の3ヵ所にある倉庫に保管している。その一つである京畿道一山のあるEV廃バッテリー保管倉庫では、8段の高さの棚に廃バッテリーがビニールに包まれた状態で積まれていた、と朝鮮日報が伝えている。
韓国ではEV廃バッテリーは必ず返納しなければならないが、これを自治体を通して倉庫に送る。ところが、その処理が出来ないために倉庫には只積まれているだけだった。
まあ、今のところ大した数ではないから何とかなっているが、本格的にEVの時代になったら、一体どうする気だろうか?
EV用のバッテリーは容量が70%以下に落ちると自動車用としては寿命となるが、電動自転車や街灯のバッテリーには充分に使用できる。EV用バッテリーは数百個のリチウムイオンセルで構成されている。
そこで、回収したバッテリーをセル単位にバラシて、小型のバッテリーとして再利用する事は、既に中国や欧州で行われている。日本でも日産が既に廃バッテリーを家庭用ESS(エネルギー貯蔵装置)装置としてリサイクルしている。
しかーし、韓国にはそもそもEVバッテリーのリサイクルに関する法律が無いっ!
今の段階ではそもそもEVの販売数自体が少ないから、廃バッテリーも倉庫に山積みでなんとかなるが、今後本格的なEVの時代になったら‥‥。
んっ、彼の国はBEVではなくFCEV(燃料電池車)で温室ガス削減を目指すから、廃バッテリーは出ない‥‥とか。
でもねぇ、彼の国にはその燃料となる水素を作る技術が無かったのだ。
⇒韓国の技術 水素1トン作るのに炭素10トンを排出
だめだ、これゃぁ!
.
コメントを残す