中国国有銀行で購入された公式金塊の内部が銅やタングステンでできた偽物だった


中国の国有銀行(中国建設銀行や中国工商銀行など)で購入されたとされる公式金塊から、内部が銅やタングステンでできた偽物が確認されたとする報告が相次ぎ、大きな話題となっている。

騒動の主な経緯と事例

• 被害報告の拡散:四川省成都などで、購入者が銀行の密封パッケージに入った投資用金塊を貴金属店などに持ち込んで切断・加工しようとした際、内部が銅やタングステン芯(金メッキタングステン)だったとされる事例がSNSを通じて急速に拡散した。

• 対象とされる銀行:中国建設銀行(CCB)や中国工商銀行(ICBC)など、中国最大手の国有金融機関の名が挙がっている。

🔷偽造にタングステンや銅が使われる理由

• 密度の極めて高い類似性:タングステンの密度(約19.25 g/cm³)は純金(19.32 g/cm³)とほぼ等しいため、重量や寸法、簡易的な比重測定では見破ることが極めて困難となる。

• 精巧な偽造手法:表面に厚い金メッキを施すことで、表面的な成分分析や外観検査をすり抜ける加工が施されている。

🔷背景にある過去の大規模事件

中国では以前から、金融機関を巻き込んだ大規模な「偽金塊スキャンダル」が繰り返し発覚している。

社会的な影響
国有銀行という「最も信頼できる販売チャネル」で偽物リスクが浮上したことにより、個人投資家の不信感が急増している。サプライチェーン(調達・鋳造・保管)における不正やすり替えの横行が疑われており、貴金属市場全体への信用失墜が懸念されている。

いくら中国とは言え、流石に大手国有銀行自らが偽物を発行する事はないだろうが、上層部が個人的にやる事はあり得る。