米軍の新型無人ステルス機「RQー180」とは





米軍の新型無人偵察機「RQ-180」は、米空軍が極秘裏に運用しているとされる高高度・長距離耐久(HALE)ステルス無人航空機(UAV)だ。

ノースロップ・グラマン社によって開発されたと考えられており、その存在は長らく隠されてきたが、2026年現在ではギリシャのラリッサ空軍基地での目撃情報などから、その実態が徐々に明らかになっている。

主な特徴は以下の通り。

1.圧倒的なステルス性能
• 全方位・広帯域ステルス:F-22やF-35といった既存のステルス戦闘機を凌駕するステルス性を備えているとされる。

• 「クランクド・カイト」形状:X-47B試験機に似た翼の形状をしており、レーダー反射を極限まで抑えている。

• 白い機体:従来のステルス機のような黒やグレーではなく、高高度での視覚的な秘匿性を高めるための「白」に近い配色が特徴で、「ホワイト・バット(白いコウモリ)」の愛称でも知られている。

2.基本スペック(推定)
• 翼幅:約40メートル(ボーイング737と同クラスの巨大な翼)。

• 巡航高度:60,000フィート(約18,000メートル)以上の超高高度。

• 航続能力:24時間以上の連続飛行が可能で、航続距離は約22,000キロメートルに達すると推測されている。

3.運用の役割
• 「拒絶領域」への侵入:強力な防空網を持つ敵対国の領空深くへ侵入し、偵察活動を行うことを目的としている。

• 情報中継ノード:単なる偵察だけでなく、ステルス戦闘機(F-22、F-35)や次世代爆撃機(B-21)の間でデータをやり取りするための「空飛ぶWi-Fiルーター」のような役割も果たすと考えられている。

4.背景と現状(2026年時点)
これまで運用されてきたRQ-4「グローバルホーク」はステルス性がなく、現代の高度な防空システムに対して脆弱であるため、RQ-180がその代わりを担う重要なアセットとなっている。

特に2026年現在の緊迫した中東情勢(対イラン作戦など)において、米軍がこの機体を前方展開させ、高度な監視・偵察任務に実戦投入している可能性が各メディアで報じられている。