韓国の中央日報は米ウォールストリートジャーナル(WSJ)が社説で10年ぶりに発生した金融市場パニックを収束するために連邦準備制度理事会(FRB)が中国、台湾、香港、豪州、韓国などの中央銀行と通貨スワップ契約を締結すべきと主張した、と伝えているが、はぁ~、米国が韓国と通貨スワップを結ぶべきって?なんの為に??
大体WSJがそんな事言っているのか?
そこで調べてみたらば韓国が狂喜しているネタと思われるのはWSJの3月9日の「The Fed’s Market Emollients」という題名の社説で、日本語で言えば連邦機関が市場の緩和剤となる、要するに「FRBが市場を鎮める」みたいな意味だろうか。
副題として「The central bank has liquidity tools to ease financial conditions.(中央銀行には、金融状況を緩和するための流動性ツールがある)」と記されていて、スワップに関する部分を自動翻訳してみると
「FRBは現在、カナダ、英国、欧州連合、スイス、日本の中央銀行とスワップ協定を結んでいます。オーストラリア、韓国、中国、台湾、香港などの市場が混乱している他の国にこれらのスワップラインを拡張することができます。必要に応じて、外国の中央銀行も銀行にドルを供給するよう奨励されるべきです。」
となる。おおっ、今の翻訳ソフトは凄いねぇ。ちゃあんと訳すんだ。
因みに原文では「“The Fed currently has swap arrangements with the central banks of Canada, U.K., European Union, Switzerland and Japan. It could extend these swap lines to other countries with markets in tumult like Australia, South Korea, China, Taiwan and Hong Kong. Foreign central banks should also be encouraged to supply dollars to their banks if needed.”」
それで韓国紙では「韓国などと通貨スワップを締結すべき」なんて言っているが、実際には「そういう事もできるよ」程度のニュアンスで、やっぱり手前みそだった。
そりゃあそうだよねぇ。米国が韓国とスワップ協定を結んで何の意味があるんだ。既にデフォルト確定の韓国とスワップ何て只々韓国を助けてやる事になり、そんな義理はねぇよ、という事だろう。
加えて、韓国では日本に対しても早急にスワップ協定を再開しろ、みたいな事を言っているが、その前に竹島から撤退して、今までの非礼を土下座して許しを請えば、まあ日本の世論も何とか収まるかもしれないが、それが無い限りはスワップなんてとんでもない!
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